アフリカ3ヶ月の旅 エピソード6「セネガル〜ガンビア〜ギニアビッサオ」 あの強敵マラリア対策編!
大統領選挙がこれまでに影響があるものだとはアフリカに行くまで知りませんでした。
僕たち日本を始めアメリカやヨーロッパなど国のトップになる人を選ぶときは一応平和なのですがアフリカは真逆。
紛争になるのがアフリカだというんです。
モーニタリアから東にあるマリ国行きたかったんですけどもこの選挙中で紛争が起きているとのこと。マリ出身者や周りの人から行くことを止められたので行くことはしませんでした。
でもなぜかこの時期、いろんなところで大統領選挙中でタイミング悪すぎと思いました。
セネガルは一歩先に終わっていたので大丈夫でしたがこの後向かうギニアビサウなども選挙中でした。
もう一つ、薬のこと。
セネガルで出会ったスティーブに丁寧に詳しく教えてもらいました。
彼が必要だとお勧めしてくれた薬を全部買っていつも常時していました。
左上から日本の時から愛用している風邪薬
Docycline マラリア用でかからないように予防するための毎日飲む薬。あまり意味はないという。マラリアはかかってから飲む方が効果的な薬があるために結局は飲んでいない。
Imodium 下痢止めの薬
Cifran 細菌感染症用の薬
Flagyl 抗原虫薬、抗菌薬
Zentel 寄生虫感染症を治療可能な医薬品
Riamet マラリア用薬
Coarten Riametと同じ
消毒スプレー
使ったのはZentelのみ
これはスティーブにアフリカの旅が終わったら飲むようにと言われたもの。
体の中にいる悪い寄生虫などを全部殺す薬だという。
この寄生虫が住み続けるとものすごくやっかいなので旅が終わったら体を殺菌するようにという薬だ。
あとはマラリア用のRaimetとCorten
Raimetはドイツで買ったもの。値段は5000円ほど
Coratenはセネガルで買ったもの。値段は900円
全く同じもの。薬を買うときはアフリカがいい。
そしてこのマラリアの薬は24錠あり
マラリアになった時に飲むもの。
この24錠で1回分だ。
ステーブに「今のうちに薬の服用方法を読んでわかりやすいように書いてその箱に入れておくといい」と言われた。
なぜかというとマラリアというのは風邪の症状と同じだという。
そしてマラリアが風邪と違うのは手の震え。
この手の震えがきたらマラリアだという。
そしていざその薬を飲もうとした時に手が震えて服用方の紙が読めないという。だからわかりやすく今の元気なうちに書いておけというものだった。
なるほど。。。
さて、このマラリアの薬
1回目に8錠飲む。
その12時間後にまた8錠。
そのまた12時間後にまた8錠
合計3回 これで一箱なくなる。
そしてこの薬
マラリアよりも辛いらしい。。
このステーブも飲んだことがあるようだが
ぶっ倒れるそうだ。
「恐ろしい。。。」
1週間ほど苦しめば治るらしい。。
う〜絶対にかかりたくない。。
このマラリアの薬
900円だけどもやっぱりアフリカ人には高級なようだ。
だからこの薬が買えないためにマラリアで亡くなる人が非常に多いという。
そしてマラリアというのは蚊からの血液感染
マラリアにかかっている人に蚊が刺して、それをまた違う人に刺したら感染する。
つまりマラリア感染者がいない地域では感染しない。
マラリア感染者がいる地域ではすごく危険だ。
なので都市部などは意外と安全で蚊も感染者も少ない。
田舎は感染者も蚊も多いのでものすごく危険だ。
もしアフリカなどでマラリア感染者がいる地域に行くときは本当に厳重注意した方がいい。
続く。。。