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「サッカー日本代表vsベトナム代表」 あのエディーから学ぼう! 『後編』 BokuのJiron
エディーはオーストラリア代表選手になれなかった。。最後の最後で最後の一人から外された。監督は彼のライバルを選んだのだ。その悔しさからもっと勉強し努力した。そしてオーストラリア代表の監督になり日本、そして世界のトップラグビーコーチにまで上り詰めた。
そしてエディーはその監督を尊敬していると語っている。
周りからは「信じられない。。どうして?ライバルを選んだんだぞ!」と声が上がった。
一番悔しかった恨んでもおかしくない監督だったはずだ。
でもエディーは言う。
「あの時の彼の判断は正しかった。そして彼の考え方は今でも非常に参考にしている。私は彼の考え方が理にかなっていると思うのだ。」
ヤットさんこと遠藤選手もそうだろう。岡田監督になかなか使ってもらえなかった。でもどんな歴代監督でもヤットさんは使われ続けた。努力の塊の人だろう。。
大久保選手もそうだ。代表に呼ばれなくなってからjリーグ の得点王にまでなってまた代表に復活した。素晴らしい。。
選手を育てるというのはそういうことではないだろうか。。
また外したことでモチベーションを落としてしまう選手のケアーも監督の仕事でもあるし、「ちゃんと見ているぞ!また這い上がってこい!」くらいの気持ちが必要だろう。
これが本当に難しことだろう。「見守る、そしていざというときは応援する」これは子供の教育にあてはまるだろう。
監督は選手に対して正しい評価をしなくてはならない。そして選手は平等な決断を求めている。
これが本当に真の言葉だと思う。
岡田監督は香川真司もW杯で使わずに松井を使った。そして何十年後の対談で松井は岡田監督にそのことを聞いた。
「なぜ香川を外して僕を使ったのか?」
岡田監督は言った。
「香川は自分のドリブルをアピールしたがっていた。チームのためではない、自分の実力を世界にアピールするために。。」
「私はチームのために勝つ選手を使う。」
面白いではないだろうか。。
今の日本では世界にアピールする選手はほぼ代表にいない。
なぜならばほぼ海外組で固められてしまっている。
しかもそれもほぼ固定だ。
ベトナム代表の監督が日本のベンチを見たらよだれが出てくるだろう。。。
「そのベンチの選手、使ってないのなら使わせてくれ。。!」
それはオマーンだってサウジだってオーストラリアだってそうだ。日本の代表でベンチを温めている選手は即戦力になる実力だ。
でも勝てない。。勝てないどころか負ける。。
僕が一番のポイントとしてあげるのは
「準備期間」次に「目的と戦術」そして「仲間主義と選手固定」
あと「海外組の時差ぼけ」
森保監督はグラブチームの監督経験であって長い時間をかけて選手と分かち合って全体的にチーム力を上げていくやり方で成績を残している。
代表チームのように本人が体験したこともないエリート選手が集まり準備期間もない間にやることは全てが初めてなものだ。
チームを整えるどころかW杯で勝つにまでは到底いってない。
選手に任せていれば試合に勝てるだろう!っと思っていたのだがそうはいかないくらい他のチームが本気なのだ。崖っぷちにきてやっとなんとかしなければいけないようにしたが時は既にまずい。
若い選手とクラブで息があったチームメイトだけで十分に戦える日本のサッカーレベルだが海外チームは日本がこの調子のうちに崩そうともっと本気だからだ。念願のW杯に行けるチャンスがオマーンにもあるからだ!
同じパターンでは相手も分析してくるだろう。オーストラリアに勝てたのは予想外のメンバーチェンジをしてきたからだ。オーストラリアは裏をかかれただろう。でもベトナム線はまた同じ。。オマーンもこれでいくとなるとまた危ないだろう。
オマーンの監督は前回勝利したときにも話したように日本に勝つため!という目標で頑張ってきたというのだ。そんなチームと今度はホームで戦う。
ホームの力はスポーツでもとてつもない。前回以上の強さだろうし何がどう転ぶかもわからない。中東の笛も当たり前、相手優位に動くのも当たり前、PK取られてもしょうがない、そんなハンディーは頭から入れておくべきだ。3点は自力で取らないと終わる。。くらいの気持ちが必要だろう。
そして3点を取るには5点を目標にしなくてはいけないし、5点を取るにはシュートを30本、枠内は20本以上!そのくらいの気持ちだ。ベトナム戦でシュートの本数は?
シュート本数13で枠内が5だ。
情けない。。。1、2点入ってよかったくらいだ。
また枠内の確率が低すぎる。。シュートは枠に入れるものだろう。そのあたりの改善も必要だろう。
新庄BOSSのように全員が今年入ってきたドラフト選手!どの選手にもチャンスがある。スタメンはわからない。。
というようにどの選手にもチャンスがある!ということが本当に必要だと思う。
それは選手のモチベーションにも上がるしそのチームも向上するだろう!
新庄BOSSは仲間主義ではなくビジネス主義だ。
BOSSは「観客を増やす、選手をスターにする」=チームが強くなるだ。
今度は16日オマーン戦!
打倒日本で準備してきてまだ勝てばW杯に出場のチャンスがあるオマーンは前回以上の本気モードだ。しかもホームだ!今回も組織的にはかなり仕上がっているだろうしそれ以上にホームの力も加わる。
組織的にはボロボロの日本は危ういだろう。Jリーグよりもオマーン代表は確実に弱い。代表の時差ぼけは今回よりはいいだろうが時差ぼけに弱い人は1週間でもダメだ。時差ぼけの怖いところは高山病と同じで自分では自覚しにくいのだ。疲れだと思ってしまうことが多い。
そしてミスの確率が増えるのだ。
仲間主義の人たちは沈没するときは一緒に!がモットーだ。
つまり途中で修正不可能で沈没するまで突き進む。
今の日本サッカーも仲間主義なので変わるときは沈没したときなのだ。
これは変われない。
これは国民性なのかもしれない。。
ヨーロッパでは沈没する前に修正するのだが。。日本は事件が起きないと動かない警察とかと一緒だ。
こういう危険性があるからこうしましょう!というのが日本はないのだ。
ストーカー規制法ができたのも何人死んでからできたものだろうか。。
今の誹謗中傷も何人亡くなったら法律動くのだろうか。。
事件が起こる前に動くことが賢いと思うのだが。。
国民の命はこんなものなのだろうか。。
サッカーもこんなものとして受け入れることだろう。。
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