103万円の壁を無くす政策は賛成派?反対派?「ヨーロッパから学ぶ編」
国民民主党が4倍の議席を伸ばした今回の選挙結果。
彼らが掲げているので103万円の壁を無くすということ。
学生たちの多くがそれに賛同して多く票を集めたというけども
まず、学生って勉強をすることでしょ?って思うのは僕だけでしょうか。。?
昔から変わっていない大学生の日本のシステム
バイト、合コン、サークル。。
仮に180万円まで壁を伸ばしたとしたら彼らはそこまで働くわけでしょうか?一体何のための大学であり、何のための学生生活なのでしょうか?
デンマークの国から見るとまず学生もバイトはするけども時間が決められている。最高で週8時間程度。つまり月に32時間ほど。そしてどんなバイトでも仕事でも所得税がかかる。学生の税率は8%。そして社会人になると45%の国。
さて、日本は103万円の壁というのを作っているがためにそれ以上働かない計算をする可哀想な人が非常に多い。つまり彼らは税金を払いたくない!っというそれだけの意味であり、そんな壁を作るから国民が税金に関して無知になるものだろう。103万円の壁など取ってデンマークのように8%くらい取ればいい。そうすれば政府も喜ぶし、壁がないのだから働きたい学生ももっと働くだろう。それよりも日本の学生が103万円を超える場合、時給を1000円だとしたら月に85時間働くことになる。
デンマークの学生は32時間までと決められている。
日本の学生は無制限。これはどういう意味なのだろうか?
ちなみにデンマークの学生、大学は無料。そして国からお小遣いが10万円ほど毎月もらえる。
日本の大学は高額で学生の中では生活費、学費などを稼ぐために多くの時間をバイトして、そして単位を取るために出席。。でも寝ている。。そんな学生が本当に多いという。その上、合コン、サークルといった人生で一番活発でいろんなものを学べる時期に日本の多くの大学生は学んでいないのではないだろうか。
今、日本維新の会などが学費の無料化に進んでいるけども、ヨーロッパの中でも学費が無料なのは北欧ぐらいであり、ドイツでもフランスでも学費は取っている。
無料にすることはなく、ドイツやフランスと同じように年間400ユーロ。
(6万円)ほどで十分だと思う。しかもそれらは国立の大学であり、私立などはヨーロッパではほとんどない。あったとしても高額。日本の私立はいくつあるのだろうか。。
そこで日本、ドイツ、フランス大学の数と人口を調べてみると
日本:1億2000万人
国立大学:86
私立大学:600
合計686
フランス:約 6,700万人
国立大学:70
私立大学:200
合計:270
ドイツ:約 8,400万人
国立大学:200
私立大学:120
合計:320
また、ベルギー、オランダ、スイスなどは同じ水準で
人口1000万人に対して国立大学13校、私立大学20校ほど合計33校
1億人の人口に対して合計330校
これを見てどう思うでしょうか?
明らかに日本の国立大学の数が少なすぎます。
そして明らかに異常なくらいに私立大学が多すぎます。
全体的に2倍近く大学の数が多すぎます。
日本はビジネス金儲けの腐った大人たちが運営する私立の大学などを潰し、より多くの国立大学を増やし、それらの大学の学費を年6万円ほどで運営すればいいと思います。もちろん、医学部などもヨーロッパなどと同じ他の学部と同じ学費です。
人口の割合としてドイツと同じようにするには合計400ほどの大学にして国立は300ほどにするとなると今の3、5倍の数が必要になることでしょう。
学費を安くすることで学生への負担も減ります。
奨学金などの腐った大人のビジネスなどを使わなくてもよくなります。
知っているだけでそれで苦しんでいる国民はアメリカ人と日本人くらいではないでしょうか。。アメリカの大学は世界トップクラスで学費も高く、大学数も馬鹿みたいに多いのは
政府の次第で学費や大学の数もできることでしょう。
日本の若者の能力を最大限に引き出してあげるのも政府の力です。
利権絡みで国民のために動けない政治家を皆さんが選ばないようにしなけらば、政府は変わりません。
結果、それは国民に帰ってくるのですから。