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地元の人は地元のことを知らない編!

よく魅力度ランキングなどもあるが魅力を発信するのはその地域。

でも意外とそうなのだが地元ほど地元がわからない。

日本の地域へたくさん旅へ行くけども

その行った地域の魅力はわかるが、いざ地元の魅力と言われたらよくわからない。

つまり魅力というのは外の人の方がわかる!

あなたの魅力は何ですか?

と聞かれても「ん〜〜〜」っとなる人が多いのではないだろうか。。

自分では自分の魅力はわからない人が多いのではないだろうか。。

でも周りの人が「かっこいいよね!優しいよね!かわいいよね!頭いいよね!」と票が集まればそれなりにわかってくるものだと思う。


逆に自分で「オレってかっこいいよね!優しいよね!かわいいよね!頭いいよね!」となったらほぼイカれた勘違いだろう。。


よく興味のある外国にそこの外国人へあなたの「国の魅力」を聞くが

返ってくる答えはその人が観光したことがある様な場所や情報くらいしか言えないかも知れない。

日本人が日本のことを話せるのは知っている情報ぐらいだ。

また海外に住んだことがあれば母国との違いもわかりそこで再発見もある。


日本でも地元から都会に住んだりすると地元の良さに気付いたりすることもある。それも魅力になったりするだろう。。

でも意外と面白い魅力というのは聞いてみないとわからないものが多い。。

それは地元では当たり前と思っていることが他ではそうではないことだ。

例えば北海道や青森の方の寒い地域では学校によってはストーブは石炭という。正式にはコークスというものらしいが石炭小屋があり当番制で小学生が石炭を運んでくるという。

石炭を持ったことがない人がほとんどだろうと思うがかなり思い。
石ころと同じでバケツいっぱいに石炭を入れると10kg〜15kgとなる。

学校によってはそれを生徒に運ばせる。
汚れるし、重たいし、1日2回運ぶようだ。

学校で灯油ストーブを使って生活できている小学生はきっと灯油も触らせてもらえなかったんじゃないだろうか。。先生がやっていた。

でも同じ日本といえ真っ黒になりながら真冬に石炭を運んでいる小学生もいる。。

意味のわからない県民の歌を歌っている小学生もいる。

全く理解不可能な県民体操をやらせられている小学生もいる。。
ラジオ体操と何が違うのか。。

そして話はストーブに戻り、その達磨ストーブに石炭で部屋を温めてるそうだが学校に運ばれてきた給食牛乳ケースはストーブの横に置いておくという。

「温めるのかな?」っと思えば「溶かす!」という。

つまり運ばれてくる牛乳は凍っているという


暖かい地域に住んでいる人には牛乳が凍っているなんて考えられないだろうが北海道などでは当たり前のことのようだ。

体育の時間はスキーを履いて歩かされる。。
田んぼに詰まった雪の上をひたすら歩く体育の授業は大変なようだ。

そしてスキーの授業もあるがもちろんリフトなど使わない。スキーで登り、スキーで降りる。北海道出身だからといってみんながスキーができるわけではないようで上手い人と下手な人の差が開きすぎる様だ。

それで成績が決められるのもちょっと悲しすぎる。。

いなり寿司(おいなりさん)も甘いものだと思ったがお米が本当に美味しい地域ではおいなりさんは甘く無い。。

お米の甘さがあるから砂糖を使う必要がないのだ。そういう感覚がもともとない。

お米が美味しいからおにぎりに海苔や具を入れる発想もない。

塩とお米だけで十分なのだ。

コンビニなどで初めて海苔巻き具入りのおにぎりを知った人たちもいる。

そんなお米の美味しい地元にいてはわからないが

他県に引っ越してその地域のお米のうまさにも気付いたりする。

衝撃的だろう。。


県によっては県民の歌も県民体操もある。

僕の県もあるがどこの県もあると思っていた。。

でも実際には県民の歌や県民体操があるところの方が少ないし同じ県でも歌わないところもある。

一体どこの誰が決めているのか。。
地域の教育委員会か。。

県民の歌や体操を知っていても大人になっても就職に役立たない。。
世界にも通用しない。。

あの時間を返してくれ。。。


でももしかしたら面接で県民の歌と県民体操を披露したら

「こいつ、面白い!」となって採用されるかも知れない。。

インパクトが残ることは確実だろう。


少しでも役に立ったら嬉しいです。



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Issei 世界旅人
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。