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死刑制度がおかしく感じる京アニ裁判編

京アニ事件で三十六人が亡くなってしまった犯人が医療行為で助かった。

その裁判がそろそろ始まるというが死刑判決が出たらどうなのだろう。。
でもきっと死刑なのだろう。

生かされてしまった犯人、そして判決で結局殺される犯人。

罪を犯した人は社会復帰するために更生するために刑務所へ行くとなっている。でも死刑判決が出た受刑者は最終的にはそこで死刑になる。その死刑になるまでの時間が償いだとしているからだ。

その償いの時間をこの京アニの犯人にもするのだろう。

でも一体何のためなのだろうか?

医者はどんな人でも治療する仕事であり

国の税金を使い、その死刑囚を刑務所で生かしておく。

日本の国家の死刑制度の意味上、刑務所に入ってすぐに死刑は意味がないということなので何年間はそのいつ来るかわからない死刑の日に脅かす日々を体験してもらうということだと思うが、「無駄じゃない?」って思うのは僕だけだろうか。。

もし死刑制度がない国ならば

そして世界一人権を大切にしている北欧ならば

この犯人を更生させることだろう。

そのための税金の使い道は納得する。この更生した人が社会に復帰して人のために何をするということは日本の社会ではまだまだ許されていない。日本人が許さないのだろう。

でも日本のような税金の使い道って無駄じゃないのかな。。

100人殺そうが2人殺そうが日本ではほぼ死刑になる。

それは本人を苦しめるためよりも国民への見せしめでもあり抑止力のためだとも言われているけども北欧から学んでもらいたいといつも思っています。

そんな人権ランキングもありました。

日本は47位

そんなものだと思います。

46位 キプロス 6.130
47位 日本 6.129
48位 クロアチア 6.125

57位 韓国 5.951
64位 中国 5.818
70位 ロシア 5.661

挟まれている国も死刑制度はあるけども長い間執行はされていない。

医者も犯人もすごく複雑な思いだろう。

医師たちは担任された患者さんに感謝されて喜ぶけども今回は感謝されても複雑な気持ちだという。

そしてその青葉被告自身も仕事であれこんな自分を治療してれる人たちに動揺を隠せないでいたという。回復したのにもかかわらず本人自身も死刑になると確信しているだろうし国民もそう望んでいることだろう。

主治医も「絶対の死なせてはならない」という思いで望んでいたらしい。なぜかというと生きて残された亡くなった方の家族や関係者に償ってもらいたいっという思いかららしい。

つまり生きて償え!刑務所の中からでも!裁判で謝れ!それがお前のやることだ!ということだろうが

そう、彼自身のことは全く考えていないのだろう。

彼自身あの事件を起こしたのも「仲間がいない」「自分が死んでも誰も悲しまない」「どうにでもなれ!」そんな気持ちだったようだが、生かされていろんな人の優しさを知り入院しているだけでも更生しているようなものだと思うけども国家はこの人を死刑にするだろう。

ここで気づいた2つのポイント!

人は感情的に動く。それは医師でも同じなのは今回のことでかなりはっきりしている。「絶対にこいつを死なせない。。生かせて犠牲になった人々の家族へ謝罪させ、償わせる」ってすごい力ではないだろうか。。

第一に一般的な普通の患者にこれだけの思いで「この患者を絶対に死なせない!」って仕事しているだろうか?っと思うとそうではないだろう。そう思うと医師を本気にさせるのは大犯罪を犯した人や知人など医師が感情的になる時なのだろうと思うのは僕だけだろうか。。

そう思うとAIでいいと思う。未来的にはAIが手術する。感情はないだろう。。「絶対に死なせない。。」とかいう感情もないだろう。与えられたデータをもとに誰にも平等に手術をするだろう。

大抵犯罪を犯す人はその人が悪いのではない。。その人の育つ環境が悪いのである。そう考えるのは北欧の国々である。そして僕もそう思う。

でも日本はどうも誰かのせいにしたがる。

社会の中もそうじゃないだろうか。会社などを見てもわかるが悪い会社はそのミスした人を上司が責める。でもいい会社はミスした人を責めずに上司が責任を取る。

日本もミスをした人を抹殺したりオリの中へ入れる。決して日本の国が責任を取らない。どうしてこの人が犯罪を犯してしまったのか。。「それはこいつが悪いからだ!」これが日本だろう。

北欧はミスをした人を責めたりしない。どうしてこの人が犯罪を犯してしまったのだろう。「この人が育った環境や幼少期を調べてデータを取り、このような行動を取る人が増えないように調べなくてはいけません。この人は悪くありません。」これが北欧の考え方です。

ノルウェーではかつて厳罰化を進めたが、再犯率は6割から7割と高いままだった。 ところが「修復的司法」を取り入れたことで、再犯率を下げることに成功。 現在は約20%と低く抑えられている

ノルウェーも以前は他の国と同じように日本と同じように厳罰主義だったけども変えた。そして結果が出ている。

日本の再犯率は約50%のようだ。

このような世界の情報があっても日本がノルウェーの真似をしないのはいつもいうけども

国民の考え方であり

このような北欧の考え方を多くの人に伝えたところでやっぱり多くの日本人はやっぱり厳罰化を望むだろう。。

それはどこに集点を置くのか、目的を置くのかで変わるだけ。

僕個人の考えはこのような大犯罪を起こした人ほど更生したら多くの人たちを助けられると思う。普通の環境で育っていないからこそこのようになったのだから、そのような環境で育った人の気持ちがよくわかる。普通の環境で育った人などはそういう人の気持ちはわからないだろう。人を殺してまで自分を追い込むような環境は普通の人では考えられない。生まれた時から人を殺していたのならばわかる。でも生まれたきた時は赤ちゃんであり誰も犯罪など考えられない。家族なり親なりその人の育った環境で人は育っていく。だからこそそういう悪環境を改善して犯罪を犯す人を減らすという方が僕は賛成であり、また犯罪を犯してしまった人を責めないということも大切だと思います。中には精神病などの人がいると思いますがその人はその人でまた違った助けが必要だと思います。


今日も良い1日を!





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Issei 世界旅人
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。