僕が出会ったすごい人シリーズ!今まで出会った3人の天才の中の一人!
世の中に天才という人がいるのならばこの人が天才だ。そして皆さんは今まで何人くらいに天才という人に出会ったことがあるだろうか。この人との出会いは僕が20才くらいの時、姉の旦那さんだった人だ。
家の姉は根っからのジャニーズ好きで東山さんの大ファンだ。僕が小学校のころだろう、姉が少年隊の曲をいつも聴いていたし、そのせいか興味のない僕でもほとんど少年隊の曲を覚えてしまっているくらいだ。歌詞までも何故か今でもわかる。。
子供の時の教育の大切さは恐ろしい。。
これを思うと小さい子供の学習能力は半端ないことがわかる。何の意識なしでも覚えているものが多々あるのだから。
海外から一時帰国した僕は姉から旦那さんを紹介される。東山さん好きで知っていた僕はその旦那さんのあまりにもかけ離れたルックスとの違いにかなり驚いた。
背が小さくぽっちゃりでメガネかけていて髪の毛薄くて額から汗。。。
でも結婚相手というのはそういうものなのだろうとも思った瞬間でもあった。
彼が天才だと思ったのはとにかくものすごい物知りで知識が豊富だということだ。そんなそんやの知識の豊富さではない。。とにかく僕が興味持つものなんでも知っているし、また説明の仕方も上手い。
こんな田舎に何でこんな人がいるのだろうかと思ったほどだ。彼と1時間もお話をすると頭の中がパンパンになるくらいの知識を伝えてくれてしかも本当にわかりやすかった。今でもその時の彼の言葉を覚えている。
「相手のレベルを知る、そしてその人に10のことを教えるのに1、5、10で伝わる人なのか、それとも1、2、3、4と教えて伝わる人なのかを知って伝える。」
そうなんですね。みんなに同じ教え方では伝わる人と伝わらない人がいる。学校の先生は1、3、5、7。。で教えているかもしれない。でも1、2、3、と教えないとわからない人にはついていけなくなる。
教員免許を持っているという彼、彼みたいな人から教わりたかったとつくづく思う日々だった。
さて本題に入らないといけない。彼はどんな人でなぜ天才だと思うのか。。
それは彼が言うことが本当か嘘かわからないということなんです。
いまだに彼の職業はわからない。そして一人ひとりに言っていることが違うかもしれない。でもここには彼が僕に言ったことは僕は覚えているので「僕に伝えた彼の人生の経歴」を簡単に書きます。
幼児からバイオリンを学ぶ、高校生で指揮を学ぶためにドイツ留学、戻って来て筑波大学へ、3年で卒業し野村証券研究所へ、そこで12億の脱税、全責任を追ってやめる。拘置所に入るがなぜかすぐに出てくる、寺で修行、不動産、投資家。。
一瞬にして記憶ができること。ある風景を外で見たら家に戻ってその時の景色がわかる。そこに鳥が何羽いたのか、人が何人でどんな服装をしていたのかがわかると言ってました。
あとタウンページ(あの分厚い本)、2週間あれば名前と住所、電話番号は覚えることができると言ってました。このくらいできる人はそんなに珍しいことではないと言ってました。
とにかく面白い。バイオリンをやっていた影響で高校生の時に観に行ったクラシックコンサートで来日して指揮をしていたカールリヒターというオルガニストさんに声をかけられたという。
一番前で観ていた彼はコンサートが終わってから涙を流していたという。それを見つけたカールリヒターが「君は僕と似ているところがある、ドイツへ来ないか?」と誘われたようだ。
そこで指揮を学びにドイツへ行くが2年ほどでカールリヒターが亡くなってしまい帰国。そして大学に入り3年で卒業できるぐらい優秀なのか教授からの推薦で野村証券研究所へ。研究所は5人くらいしかいないみたいだが100人分の仕事をするくらいの職場と話してました。
そこで脱税をしてマルサがやって来て持っていた高価なものなどを持っていかれたそうです。
本物のルノワールの絵画も持っていたみたいです。
価格は10億円くらいと言ってました。
また家に残されていた一枚の大きな絵。。。
この絵はこの街の昔の市長さんから頂いた絵だそうだ。選挙に出る時に2000万円お金を寄付したそうだがそのお返しにこの本人が描いた風景画をプレゼントされたそうだ。。
マルサの話も面白かった。。
なかなかまわりにマルサ(東京国税局査察部)に来られた人はいないと思う。。。
庭にタイルが引き詰められているんだけどもそのタイルの隙間から草がボーボー生えている。理由はマルサが来た時にこのタイルの間に棒を差し込み、隠し金がないか探すようなんです。
ルノアールの絵も没収。。。
でも元市長さんが描いた絵は残っていた。。流石にマルサは価値があるもの、ないものがわかる!
姉も旦那がどんな仕事を何をしていたかわからないと言っていたんです。でもお金はすごい持っていたように見えたけども彼は若くして亡くなってしまうんです。そして彼が亡くなってから現れた借金がすごかった。
真実は彼が生きていたこと、亡くなったこと、借金があったこと意外は本当かどうかはわからない。
賢いことは確かでもあるけども頭が良すぎて普通にお金を稼ぐことがばかばかしく思えたのかもしれません。法律にももちろん詳しいのでその法律の抜け穴を探し違う方向に進んで行ってしまったんだと思います。僕に対しては全然悪い人ではなかったし、悪いこともされませんでした。
それ以上に普通ではありえないいろんなことを見せてもらったり教えてもらいました。
でも今でも思う。彼は40年ほどの人生でしたが120才くらいまで生きたくらい人生を生きた感じがしています。
彼から学んだクラシックの面白さのnote。。
よかったら読んでみてください。
全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。