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雪崩って勘違いしてた。。「これは知らないとやばい編!」

雪崩は雪山に起こる自然な現象

スキーや雪山登山などしない人には無縁なことかも知れない。。


でも冬になると雪崩で怪我や死亡してしまうニュースが日本でもよく流れる

そして世界のトップスキーヤーなども雪崩で亡くなっている方が非常に多い。。

昔からある雪崩事故でどうして今でも解決できないのか。。


そう思って調べてみると

想像していた雪崩のイメージが全く間違っていた。。


今回はその雪崩のことを少し書きたいと思います。


最近はスキー用のエアバックがあるようで活躍しているみたいで

エアバックと聞くとぶつかった衝撃で開く自動車のエアバックを思い浮かべてしまうがスキー用は背負っているリュックから頭の後頭部に向けて大きく膨らむクッション。

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たまたまエアバックを誕生日にプレゼントされた彼がその翌日のスキーで雪崩にあう動画があった。。

その動画を見た時に騒然とした。。。


僕がイメージしていたのは上から崩れ落ちてくる雪崩だったが

これをみると滑っている斜面に亀裂が入ってクレパスのようにそこに足が入ってしまいそのまま斜面に流される。。

そしてその雪は下へ下へと物を押し込むので雪に埋れてしまうというものだ。

今回はエアバックがあったため浮くことができた。。

これがなかったらどうなったか本当に恐怖だろう。。


そしてもっと衝撃な雪崩を撮影していたのがあった。。

フランスで仲間とスキーをしていた人たちだが

その仲間が雪崩に飲み込まれてしまう。

その雪崩の上に行っても本当に彼がどこに埋まっているのか分からない。。

この光景を見たら本当に絶望的だと思った。。

必死に彼の名前を叫ぶ友達

必死に助けも呼ぶ友達

112をかけろ!と必死に呼びかける友達

ここであるシグナルをキャッチするのだが

ここで話している"DVA"(デヴェア)

日本語では雪崩ビーコンというようだ。

雪崩の危険性がある雪山に入る時には必ず持ち込むようにしているようで

ある周波数に設定してありその周波数をキャッチして雪の中に埋れている人を短時間で探し出すことができるようだ。

今回もこのビーコンのおかげで友人を探し出すことができたが

想像以上に深く埋れている。。

これは僕の想像以上だ。。。


昔に雪崩にあった時の対処法などネットで見たことがある。。

1。まず雪崩に埋まったらその空間を掘り空気を確保する

2。どちらが上かわからない時は唾を吐き落ちた方角が下

3。その逆の上方角を掘るか、救助が車で待つ

と記憶しているがこの動画を見る限り

あの埋れ方を見ると絶対に不可能ではないだろうか。。。


これ以外にも雪崩に埋まってしまった人の動画を見たが

皆同じようで身動きが完全に取れない状態だ。。


30cm以上埋もれると動けなくなるという雪崩で

少なくとも1m以上の厚さの雪が自分にのしかかっていて

どうやってカマクラのようなスペースを作れるのだろうか。。

本当に疑問に思う。。


この動画を見て思ったのは

まずスコップは絶対に必要だということ

必ずと言っていいほどスコップは皆持っている。。

ある意味、スコップがなかったら手では掘れないだろう。。

掘っても時間がかかってしまい致命的になることは確実だ。

そしてビーコンも絶対に必要だがそれ以上にエアバックは必死だと思う

ビーコンがあるから雪崩に合わないのではなく埋まってから発見されるまでの時間が短縮されるくらいだ

エアバックも10万円くらいするようだが命を守るのには高くはないだろう

あとあの棒!プローブというようだがあれも必要だろう。。。

ビーコンである程度の場所はわかったら棒で刺して

より正確な場所がわかる 

最短時間で救助するにはこれも必ず必要だろう


ビーコンがあっても間に合わない時も作動しない時もあるだろう。。

そして必ず人数で。。。

日本でもバックカントリーをやっている人がいるが

意外と一人でやっている人が多いと思うけれども

これもヨーロッパなどから学ぶべきだと思う。。


彼らを見ていると数人と行動し皆同じ場所にはいない。。

それも雪崩を警戒しての行動だろう

一緒に滑りたいのもあるかも知れないが

雪崩が起きた時に一緒に埋れてしまってはビーコンも全く意味がない

同じコースは走らないというのが彼らの鉄則にもみえる

いろんな種類の雪崩があると思うが

少なくとも僕が思っていた雪崩のイメージが変わった。。

バックカントリーや雪山を行く人はもちろん

知っていて損はないことだと思う。。


スキーヤーだけではなく雪山登山をする人も

数人での行動やビーコン、プローブ、スコップ、エアバックは

を考えてみてもらえたらと思います。。


少しでも役になてたら嬉しいです









全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。