那須へ。森の中の洋館を訪れ、美味しいものに温泉、動物に癒される小旅行
天皇御一家も静養に訪れる那須。高原の空気はさらりとしてて元々は軽井沢のような避暑地。昔と比べると夏場のエアコンが必要になってしまったかもしれないけど、森の中の心地良さと爽やかな空気は たまらない。
栃木県 那須地方は、息子らが小さかった頃はスキーにも何度か行った我が家の一泊ドライブ旅行の人気スポット。
手軽な一泊旅行では、伊豆・伊東・修善寺(以上静岡県)箱根・湯河原(神奈川県)水上(群馬県)日光(栃木県)甲府(山梨県)松本城(長野県)、ちょっと足を伸ばして福島県あたりに行った。どれも温泉セットで。
そして今また 再びの那須へ。
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わたしには行きたい所が二つあった。一つ目は、いつも可愛い漫画を投稿してくださる あいちさん 紹介の 道の駅『 明治の森・黒磯 』と隣接する洋館 『 旧青木家那須別邸 』。
明治時代、外務大臣やドイツ公使などを歴任した 青木周蔵 子爵の別荘。設計はドイツの建築技術を学び日本建築学会の創始者の一人であった 松ヶ崎萬長 男爵。1888年(明治21年)に建てられた。
それ以降、昭和40年代まで青木家の別荘として使われていたが、平成10年解体復元工事 平成11年に国の重要文化財に指定された、貴重な近代建築の洋館。
洋館見学のあとは、道の駅「明治の森・黒磯」でランチを。
森の中にたたずむ 真っ白な洋館と、おしゃれな道の駅。良いものを見たな〜という満足感がいっぱいだった。
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15時過ぎホテル到着。
部屋にはマッサージチェアが置いてあり、夫と末っ子は 代わる代わる使ってた。わたしもやってみたが強すぎて痛く途中でやめる。
この日、日中は良い天気だったが予報通り夜から雨。この夏はとにかく雷+ゲリラ豪雨が多かったが まさか旅先までとは。
強い雨と雷が鳴り続け、23時過ぎに突然嫌な音の緊急メール。24時過ぎには、「避難発令情報」メール、栃木県に線状降水帯が発生したのだった。
頑丈なホテルの中だから怖くないけど、あのメールは怖い、音が。AM3時過ぎにまた鳴る。
「避難解除のお知らせ」だ。もうっ
翌朝は良い天気となったので、部屋についている露天風呂に入る。ヒノキの香り漂う お風呂は極楽である。
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ホテルのフロントの方に聞くと、あの雨でも道路は大丈夫とのこと。チェックアウト後、高原を車で登って 行きたかった所二つ目【那須どうぶつ王国】へ向かう。見たいものがあったのだ。それは…
マヌルネコ! 猫好きとしては、一度実物を見たかった。獰猛そうな顔、鋭い目つき、分厚い被毛のヤマネコ…
で、実物がこちら
耳の位置や頭の形が、身近にいるネコとは違う。飼育員さんから馬肉をもらって食べてた。
神戸どうぶつ王国にも、マヌルネコがいるそう。それもこの春生まれの赤ちゃん。可愛い
紹介しきれないけど、たくさんの動物たちを見てすっかり和んだ。まさにアニマルセラピー。
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一泊2日の旅も、あっという間。
夏の終わりが近づいてるとは言っても、まだまだ日差しは暑く。けれども、高原の木陰の下では爽やかな風が吹き、マイナスイオンたっぷりの空気は美味しくて。
緑のトンネルを抜けて走る、爽快感。。
車窓からは、収穫を待つばかりに実った稲穂があたり一面に広がり、大人の背丈よりも大きなトウモロコシ畑があちこちに。
山のほうでは牧草地。放牧された牛。
どこまでも高く広い青い空に、夏の雲。
目をつむると、それらが 洋館や宿で過ごした時間や動物達の姿とともに、まぶたの裏に浮かぶのだ。
ああ、旅っていいな。
那須にすっかり癒されたのでした。
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