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20200905「SDGs×多文化共生-中国地方から考える『住み続けられるまちづくり』-」

こんにちは。大江梨です。

先日、JICA中国のオンラインセミナーに参加しました。せっかくなので何か少し書いてみようと思います。

今更ですが、オンラインセミナーってすごいですね。今までJICA中国(東広島)まで行って受けていたセミナーが自宅で!もちろんいつもの内容(いつも結構ハードなグループワークがある)でない物足りなさもあるけれど、自宅から参加できるというのはすごい。参加者は約300人、中国地方を中心に日本全国、海外からも参加がありました。

SDGsは日本語で言うと「持続可能な開発目標」とても簡単にいうと、2030年までに世界で協力して解決する目標をまとめたものです。気になる方は以下を。いろんな紹介サイトがありますが、せっかくなのでSDGsを作成した国連のサイトを貼っておきます。

以前、途上国支援の海外ボランティアをしていたこともあり、SDGsには関心があったのですが、島根に来て過疎と呼ばれる地域に住んだこと、外国人技能実習生と関わる仕事をしたことで「多文化共生」「住み続けられるまち」というのも私の中ではとてもタイムリーで重要なワードでした。

島根では、出雲で働く日系ブラジル人が一番多く、次に多いのが技能実習生のベトナムの人々です。畑迫にもベトナム人技能実習生がおられます。

もちろん、人数は圧倒的に都会の方が多いですが、人口の少ない島根の方が外国の方の存在感というのは強いのではないでしょうか。

最初は、田舎で外国の方が生活するのは大変なのかなと思っていましたが、地域と外国の方をつなぐような活動をする中で、きっかけさえあれば都会よりも田舎の方が外国の人の受け入れ力があるんじゃないかなぁと感じることも。それは田舎の方が持っておられる、面倒見の良さや人と関わることに対するゆとりのようなものがそうさせているような気がしています。

本題のセミナーですが、大学の先生の講義「持続可能な社会を読み解く多様なレンズ」はとても興味深い内容ではあるものの、ちょっと正直、私には消化しきれない情報量が詰め込まれていました。。。。

が、現場にいるとどうしても具体の話ばかりになるので、学術的な話を聞くことで高い視点を持てるのはとても良い機会です。

講義の中で紹介されていたサイトを一つ紹介しておきます。

他には「中国5県の多文化共生の現状と課題」 というテーマで安芸高田市国際交流協会 代表理事の方の講演や

パネルディスカッションでは、東広島市と雲南市の取り組みが紹介されていました。

具体的な話の中で印象的だったのは、「外国人と言って一括りにされる」「いつまでも外国人扱いされる」という外国の方の声。自分も気を付けないと。。。という気持ちと、これってIターンとかの移住者も一緒だなと。私も「Iターンの人は」と一括りにされたり、いつまでも移住者と言われることに対して良い感情ばかりではないからです。

ということで、ほとんどセミナーの内容が無く、私の所感ばかりになってしまいましたが。。。。外国の方が住んでいて楽しい町はきっと色んな人が住んでいて楽しい町になれるんじゃないかなと思います。そんな町になりたいし、田舎ほどなれるんじゃないかなぁという気がしています。


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