ブルース名盤紹介4 THE BEST OF LITTLE WALTER/LITTLE WALTER
今日紹介するブルース名盤は、
ハーモニカの名手、
リトルウォルターです。
ちなみにブルースマンの間では
ハーモニカは
「ハープ」の呼び名で
通っていたそうです。
マディ、ウルフ、エルモアに続く
今回のリトルウォルター、
彼は
「アンプリファイド・ハープ」
と言う、ハープとマイクを手で持ち、
ギターアンプにつないで
音を増幅するという方法で
初めて録音を残しました。
その独特なサウンドは、
先日紹介した
マディウォーターズのアルバムでも、
強い存在感を放っています。
そのリトルウォルターのリーダー作、
“The Best Of Little Walter”
冒頭を飾るヒットナンバー
”My Babe”は、
洗練されたバンドサウンドに乗る、
軽めのボーカルが魅力です。
インストナンバー”Juke”も、
“My Babe”同様、
なんとビルボードR&Bチャート
ナンバーワン。
マディウォーターズをバックに従えた
堂々としたハーププレイです。
もう1曲ぜひ紹介したいインスト曲が、
“Off The Wall”です。
アンプリファイド・ハープの
ギラギラとツヤのある音色は圧巻。
結構あの時代、
インストナンバーが
ヒットしてたみたいですね。
今日はハープの名手、
リトルウォルターについて書きました。
ありがとうございました。