不人気を楽しもう
理解ができない。ワクチン2回打ってるのにまだ自粛してろというのが理解できない。無症状でも感染リスクがあるからと。それを言うなら出勤するな、閉鎖空間で休憩するな、一緒にメシ食うな、喋るなって思う。遠出することで具体的にどういう場面で感染リスクが高まるのか、普段の生活ではそうなる場面はないのか理屈を言えるのだろうか。単にテレビやSNSでそう言っているのを聞いたから、なんとなく雰囲気でというのならばばかばかしい話だ。
飛沫以外にもエアロゾル感染の可能性が高いこと、接触感染は低いので飲食店が必死で行っているアルコール除菌のためのフキフキは無意味なのかもしれないことはわかってきた。しかし私見だが、接触感染の可能性に関していえばcontroversialだととらえているので、手洗いはこまめに行っている。
要するに密になるなということは去年の春から一貫している。移動、飲酒が悪いのではない。密になることがいけないのだ。人とは最低1メートル以上、できれば2メートル空けることが飛沫感染を考えると必要なのだ。
私は、それを念頭において去年から全国を旅行している。ゴールを教えてくれない緊急事態宣言など聞く耳を持っていない。もちろん感染していない。これに対し、無自覚に感染を拡大させていると反論する人がいるが非常にナンセンスだ。飛行機に乗ったら堕ちるかもしれない、車に乗ったら人を轢くかもしれない、添加物入りの食品を食べたらガンになるかもしれないと言っているのと同じくらい根拠に乏しいものだ。
密になるなということだけを意識していればいい。これを良い機会と考えて、テレビや雑誌などで取り上げていないようなところに行って自分たちなりの楽しみ方をつくり出してみたらどうだろうか。私はそういったところを選んで旅している。待ち時間といえば空港の搭乗くらいなもんだ。それだって呼ばれる前から行列に並ぶことはせずに案内があって流れ出してから向かうようにしている。
前の記事でも買いた通り、感染症は人々の意識の問題だと思っている。諸外国は置いといて、日本人は言われたことに従うことをよしとする教育の中で育つ。そのことと元々清潔を好む国民性なのもあってここまで感染者数、死亡者数を抑えられているのだろう。これを賞賛して感染防止のモチベーションにつなげるやり方もあると思うがそうはなっていない。本題に戻すと、逆にいえば日本人には自分で考え判断する、言われたことは本当に正しいのか批判的な眼をもつことが足りていない。
せっかくだから不人気を楽しむ機会にしないか。軽井沢、江ノ島、熱海、御殿場のアウトレットだけがレジャーじゃない。持っているスマホにすばらしい地図アプリがあるだろう。いくらでも知らない場所が出てくる。みんな集まってるとなんとなく安心するという意識を変えろ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?