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びいどろ瓶の海の中 蒼い泡がひしめきあって じょあっと波を繰り返す 青藍 群青 紺碧の水 いろんな青がひしめきあって じょあっと波を繰り返す びいどろ瓶の海の中 ラムネの匂いを漂わせ 海鳥たちが飛び立った 青藍 群青 紺碧の水 ラムネの海の泡の中 海鳥たちが飛び立った びいどろ瓶の海の中 残ったものは手のひらの 蒼いびー玉ひとつだけ
三ヶ月の月日がたったら 僕を食べておくれ きっとうまい具合に熟れて おまえを喜ばすことができるだろう 何だって!食べたくないだって! 嘘を言うのじゃないさ おまえはいつだって舌なめずりして 僕が熟れるのを待っているのさ おまえは気が短いから 酸っぱい僕を食べるだろう そうして後悔するのさ だから僕の言うことをお聞き 三ヶ月の月日がたったら 僕を食べておくれ できればゼリーにして 青い肌の僕はひんやりして おまえを喜ばすことができるだろう 何だって!僕が可哀想だって! 僕に同