20250114
サビちゃんとふたり散歩。夫がいないとなぜかとても聞き分けが良い。ほとんど人に会わずに帰り道、枯れたあじさいの茂みから急に大きな猿が現れた。風致地区で遭遇したのは初めてだ。猿はこちらに向かって歩いてきた。若い雄猿で毛並みがつやつやしている。1mくらいの至近距離で私たちをちらりちらり見ながら通り過ぎていった。猿が行ってしまってしばらくすると、あじさいの茂みがまたガザガザいうので、残りの猿たちが集団で出てくるのかとドキドキしたら、柴犬を散歩しているオペラおばさんが登場した。(竹林でオペラの練習をするおばさん)猿のことを話すとこの辺りに一匹だけいる猿なのだという。会話の間、リュックがカタカタ鳴るくらいサビちゃんが震えていた。犬のことが怖いみたいでなぜ猿の時は震えなかったのか不思議だ。
若い雄の猿は成熟すると群れから離れ、別の群れを探すらしい。その間は単独で暮らしているという。それをハナレザルというらしい。新しい群れはこの辺りでは見つからなそうだし山の方へ移動するには車道を通る必要がある。どうか交通事故に気をつけて欲しい。ハナレザルとオペラおばさんが登場したあじさいの茂みにコハコベが咲いていた。
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