20241220

今日は蛾屋の小林真大さんと蛾が好きな男の子かーくんそしてかーくんのパパと夕方から夜にかけて冬のキリガを観察した。触角がふさふさでもふもふのクシヒゲシャチホコもたくさん飛来した。今日観たキリガは枝のように丸まったタイプと肩パットが入ったようなタイプがいて、肩パットタイプはつげ義春の描く、頭が小さくて肩幅が広い背広姿の孤独な男性にとてもよく似ていた。キリガは真大さんたちが道沿いの木々に撒いた糖蜜を吸いにやってくる。糖蜜の成分はリンゴジュースに焼酎と酢だという。葉の上で糖蜜を吸って酔っ払ったキリガに触れると、ぽろっと地面に落下して、枯れ葉の中へ姿をくらましてしまうのが面白かった。蛾がたくさん飛来して自分の周りを飛びまわるとすごくテンションが上がる。かーくんがずっと歌っていたので曲名を聞くとMONGOL800の『小さな恋のうた』だった。