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20250102

『夏の丘』の裏側に薄暗い道があり、久し振りに歩いてみた。背の高い倒木が横たわっていて樹皮を剥がすとこの幼虫がいた。薄い膜を張った中でじっとしていたようで、樹皮を剥がした時に幼虫が潜んでいた膜も剥がれたようだ。体は全体がアイボリー色で頭と前胸(頭部の下の部分)はローシェンナ色。体の真ん中あたりはややピンク、お尻の方は黄緑がかった黄色をしている。写真にだけ収め、帰宅後詳しい方たちに伺ってみたところ、ガの幼虫のようなのだ。ああ!最初にぱっと見た瞬間はガの幼虫かなと思ったのだけれど、樹皮の中にいるからカミキリだという情報が頭をよぎり、カミキリムシの幼虫を知らないのにカミキリムシだと思い込んでしまった。最初の直感を手放してしまったことがとても悔しかった。明日はのこぎりを持って、もう一度見に行こう。まだいるようだったら材ごと切って持ち帰り飼育してみたい。

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桃山鈴子
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