20241124
日曜日でボランティアのお年寄りたちが大勢で草刈りをしていた。道沿いのアラカシの枝も切り払われ、この間確認した4頭の越冬ウラギンシジミはどうなっただろうか。エンジン音が響き渡り、さびちゃんはずっと不機嫌。日なたではツマグロヒョウモンやハナアブが元気に飛びまわり、大きなカマキリを見かけた。
エンジン付きの草刈り機はいつから普及したのだろう。私が農学部生だったころは既にエンジン付きだったが、ナイロンの太い紐が2本ぶんぶん回って刈るタイプだった。農業機械学の実習は壊れた草刈り機をエンジンがかかるまで修理するという内容だった。私は畑の草を刈っていて小さなヘビの赤ちゃんを巻き込んで傷つけてしまったことがある。しゃがんで鎌で刈っていたらそんなことにはならなかった。エンジン付きは楽だけれど、きっと色々な生き物を傷つけていることと思う。歩いている時にアリを踏んでしまうように目線が地面から高くなればなるほど、そうなるだろう。今8階に住んでいることも無関係ではない気がしている。
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