猫の体は長~く伸びる
猫の体は長く伸びます。伸びて細長くなります。
テレ朝newsでも「伸び~るニャン」で猫の体が伸びた動画が紹介されていました。
ねこちゃんホンポによると、
① 内臓が少ない
② 体が柔らかい
③ ルーズスキンがある(お腹~後ろ足にかけて存在する、皮のたるんだ部分)
④ 人間より腰椎が多い(猫は244本、ヒトは206本)
などの理由があるそうです。
猫を抱っこしたときに「グニャー~」とするこの感覚は何だろう? と思っていましたが、これらの理由から来ていることがわかりました。
伸びると、体長の1.5~2倍にもなるそうで、もし本当に2倍になったらちょっと怖いです(そこまでの長さは、私は見たことはありませんが)。
①の内臓が少ないの意味は、腸が短いということで、それにより様々な角度に素早く体を動かせるそうです。
この点は、ChatGPTも似たようなことを教えてくれました。
(訳)肉食動物として、猫は、狩りに必要とされる素早く機敏な動きをサポートする体の構造に進化した。
As predators, cats evolved to have a body structure that supports quick, agile movements necessary for hunting.
(訳)体を伸ばすことができるので、飛び掛かったり、登ったり、環境を効率的にナビゲートすることが容易である。
Being able to stretch their bodies helps them pounce, climb, and navigate their environment effectively.
肉食動物であるがゆえに、様々な状況に応じて体を機敏に動かすことができるように進化したのが、今の猫の柔らかい体の構造だということです。
猫は群れをなして行動しないため、単独でも状況に対応できるようにこのように進化した、と聞いたこともあります。
「グニャー」と伸びることが猫の可愛さですが、これは野生ネコが置かれた厳しい環境に応じて進化したものです。しかしこの体の構造が温室育ちの家猫にも組み込まれていることは、不思議な感じがします。