スポーツ三昧
小学校の高学年になるといろいろなスポーツに挑戦した。というかさせられた。
まず剣道。これは任意の参加だったが、なぜか入ってしまった。
土曜日の午後の練習。特に冬の寒げいこはつらかった。
凍える空気の中裸足での稽古。やめたかったが、一度始めたことは最後までやれという父の教えのため。3年間続けることとなる。
また夏休みは、早朝剣道の練習の後、午前中は水泳の特訓。
おかげさまで、背泳の部で、地域の大会で優勝。当時の新記録を作る。
一旦、自宅に帰って昼食を食べたら、午後からはソフトボール。
同級生の中で一番ボールが投げられなかった私は、一番ボールを投げる距離が短くてすむ、ピッチャーに!
同級生が10人しかいない中、補欠は1人。休みたくても休めない。
毎日真っ黒に日焼けしながら、スポーツに明け暮れたのだった。