個人的な、あの頃は刺激的だったゲーセンの思い出②
学生の頃放課後仲間たち4.5人で毎日ゲーセンに繰り出していたのですが、学校の部活のある先輩一人がゲーセン好きで良く自分一人を連れて行ってくれた。
二人で街のゲーセンに放課後行き、これだけの頻度だといくら1ゲーム100円とはいえ厳しい。でもなぜか可愛がられていて、ゲーセンに着くと店内でその先輩が毎回ゲーム代を自分にくれる。
「これで遊んで来い」
「はい!ありがとうございます」
ちょうど鉄拳1やバーチャ1の頃。先輩はカジノ系のポーカーやスロットなど黙々とやっていた。特に自分が何かその人にしてあげた事もなく、してくれとも一切言われなかった。
人間はお金があっても本質的な「何か」は得られない事が良くある。それに似た事をこの頃も経験した。