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同窓会来てくれたみんなへ

別に2日間にわたる長いイベントでもないし、何百人規模の大きなイベントでもなかった。

それでも、私は44人の人たちの、大切な6時間を使わせてもらった。

先日、TABIPPO21-22年度合同大同窓会に来てくれたみんな、ありがとう。
結局一部は4次会までやってたらしくて、朝の5時まで遊んでたんだとか。

うちが一生懸命やったのは、14時から20時の2つの会です。

ほんとは、もっと長い時間だった
ほんとは、もっとコンテンツがあった

そんで

ほんとは、もっとコンセプトが薄かった
ほんとは、もっと会場がよくなかった
ほんとは、もっと私の自己満足な会だった


私の中の、「やりたい」だとか「面白い」だとかがなかったわけじゃない。
コンセプトだってあった。
やりたい雰囲気だってあった。
私なりに、みんながどんな雰囲気が好きなのかを一生懸命考えたつもりだった。

それでも、ただの「つもり」だった。
ってことに、泣いて気づかされて、泣いて学ばせてもらった。

TABIPPIOのみんなは何となくわかると思うけど、
私はこの1年間を、「合宿」だとか「イベント」だとか、みんなの集まる「会」に、全てをかけてきた。

TABIPPOにいる意味を唯一生み出してたのがここだった。

みんなもたくさん来てくれた。
たくさん楽しんでくれた。

TABIPPO現役時代から、私たちのイベントを最大限楽しんでくれてありがとう。

でもそれらは、全部、”みんな”と創ってきた。

私には凄腕のリーダーがいて
圧倒的な盛り上げ係がいて
ミーティング設計が上手な人がいて
人前で話してくれる人がいた。

全部全部、私にできないことをやってくれてた人がいた。

そんなことわかってたつもりだった
当たり前だし
助け合いなんてこの国に生まれて21年永遠に教えられてきたことだ
わかってる

それも

つもりだったんだきっと

それをこの同窓会の1週間くらい前に気づいて
夜3時に1人で家のまえの公園で号泣したのもいい思い出!!!

Bブロックの、一番最初の合宿
きてくれたみんな覚えてるかな

代表が作ってくれたミーティングで、A4の紙に、「私って〇〇な人」って書いて、みんなで写真撮ったやつ

あれ書けなかったんだよね
ずっとそれを埋めるために活動してた
あれを自分の言葉で埋めるために、合宿やイベントを作り続けた。

いろんなチームで活動しているみんなと対等に存在するためだけに作り続けた。

少しずつ
少しずつ

自分のチームのリーダーと揉めたりするうちに

少しずつ
少しずつ

歯車が狂っていったように、「自分のため」に回り始めてたのかもしれない。

自分がそこに存在するためだけに
イベントを作ってたのかもしれない

運営でもなかったらみんなの輪に入れないと思って
やってたのかもしれない


今回初めて、わたし1人で「やりたい」と言い出したこの同窓会が、それを暴いてくれた。

私がやりたいって言い出して
私が途中まで組み立てて
実質わたしが「リーダー」だったのだ!!!(1人中)



「私もこれだけできるようになったのだ!」って見せつけてやりたくて。
相方に今回こそ参加がわで楽しんでほしくて

誰にも頼りたくなかった!!!!!!!!!!

だって、うちが言い出したから!!!!!!!


誰にも頼らん、だってこれはうちが言い出したうちの会やから。
怒られたくもないし泣きたくもない。こんだけやってきた。
きっと1人でできる。合宿くらい、それ以上に、楽しませたい。

8月22日の日記より

もう今見たら悍ましい。身の毛がよだつわ。
怖すぎる。思想ってほんと怖すぎる。
こんなん書いてた自分怖すぎる。
ホラーナイトより余裕で怖い。

「リーダー」ってなんなんだ。

あがり症だし優柔不断だし
わたしがきっと一番向いてないポジション。

わざわざそこに立ちにいって(1人中)
結局無理でギリギリになってたよって
「いやこんな状態から投げられたくないし立て直しももうできん」
って言わせてしまって
辛く苦しい9月後半を過ごしたんですけれども

それでもTABIPPOのみんなは、楽しんでくれるわけで。

なんと数名からLINEが来まして
果てには「サンクスカード!」って言って画像まで作ってくれた子がいて

たくさんのごめんなさいと
目一杯のありがとうで溢れた1日でした。

「リーダー」像について、これでもかってくらい考えた1日でした。


まだなんの予定もないし
まだ何も考えてないけど
やっぱり学生支部のメンバーって大好きだから
活動が終わってもこうやってわたしはまた誰かの「楽しい」に御同行させてもらいたいなって思ってます。

読んでくれたあなたへ

次さ、一緒に楽しいことしよ!


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石崎桃花
放浪癖もち飽き性単位諦めがち注意散漫の限界大学生です