絆家が大事にすること。
絆家シェアハウスchanoyaを出て2週間。この2週間実家に帰らなかったくらいいろんなところに行って、いろんなことをした。たくさんのものをみて、たくさんのことを感じた。
それでもやっぱり、心の中の家はchanoyaだった。chanoyaで、たくさんのことを教えてもらった。
食卓を囲む文化があること
絆家では、かなりの高頻度で「ご飯会」たるものが開かれる。ご飯会はその日のテーマがあって、例えばタイ料理とか和食とか、みんなで一つの机を囲って夜ご飯を食べる。昔から「同じ釜の飯を食う」って言うように、ご飯会が本当にchanoyaメンバーを近くしてくれる。はじめてchanoyaに来たメンバーを「Welcomeパーティー」として好きなものをメニューにしてくれるご飯会で歓迎してくれて、chanoyaを出るときは「フェアウェルパーティー」としてその人の好きなものをメニューにしたご飯会でいってらっしゃいと言ってくれる。
わたしの時はいろんな種類のパスタを作ってくれた。わたしが梅好きだから、梅の和風パスタみたいなのがあった。
多分次に梅のパスタを口にするとき、涙出ると思う(笑)
安心感ぱない
どきどきしながらchanoyaに向かうんだけど、ようこそ!みたいなボードもって出迎えてくれたんだよ。もうその時点でめっちゃ安心する。『友達』出来るかなぁって思いながら電車に揺られてたんだけど、家入った瞬間、「『家族』が増えた!」って言われる。最高すぎ。メンバーを家族として迎え入れてくれて、それが入居者だけでなくて、アンバサダーも。
なんかすごく「歓迎」って感じがする。
そして、chanoyaの何が良いって、やっぱり「リビングに人が集まる空間」なのよ。2階、3階には個人的なプライベートスペースがある。寝るところ。そこにいろんなもの置いたりして過ごしやすいようにカスタマイズしてるから自分にとってベストオブ部屋はそこなんだけど、やっぱりみんながいるリビングには勝てない。なんにもなくてもリビングに降りていく。そしたらそこには、何かがあるから。っていうのを確信してるからかな。
得意や強みが輝く空間
「まなびば講師」ってシステムがあって、住民が住民にいろいろ教えてくれる。たとえばだけど、この間は動画クリエイターの人が動画講座をおうちでやってた。わたしはちょうどバイトがあっていけなかったけど、一緒に住んでた子がその講座を受けて作った動画を見た。なんかめっちゃ感慨深かった。
自分の「好き」を誰かに伝えることができて、その「誰か」っていうのは自分が「好き」なひとで、家族で、安心空間で強みを出せる。認めることができて、認めてもらえる、そんな素敵空間が広がってるのが絆家です。
ちょっとしたルールの存在による共通の価値観
自分で使った食器は自分で片付けまでやろう、って人と、洗い物はなんとなく溜まったときにまとめてやればいいじゃん、って人が混在してることは知ってる。でも、そんな二人がルールもなしに一緒に暮らしてたら、どうなるかは目に見える。一緒に暮らすということは、育ってきた背景や持っている価値観の少しのずれが致命傷になることだってある。そのくらい「暮らし」というものが人生に基づいていて、一致することが重要視される。
それが片づけのタイミングであったり、掃除の仕方であったり、共用スペースの使い方であったり、いろいろなところに「ずれ」が生じそうなところがある。
そこに関して、たった数個のルールが絆家にはある。
そしてそのたった数個を守ることで、共通の価値観を持てるようになっている。
価値観を強制されているわけではない。がちがちのルールがあるわけではない。うまいこと、ほんとに些細なことを気遣うだけでみんなが気持ちよく住めるようになっている。そんな工夫が凝らされた大事なルールがある。
ハウスデザインが凄い
わたしが居てたのはchanoyaっていって、旅館をリノベーションしたところ。とにかく和テイストですごく落ち着く空間。旅館暮らししているようなもの。畳空間、キッチン、リビング、玄関、ドミトリー、個室…。とにかくとにかく素敵空間。
立地えぐい
最寄り駅が5こくらいある。だから、行き先が何線かによって駅を使い分けられる…。だからいろんなところにすぐ行ける。これはすごくよかった。いろんなところが徒歩圏内。天王寺、なんば、通天閣、歩ける。梅田、京橋、鶴橋、電車で20分で出れる。いろんな人に会えていろんな場所に行ける。
寝坊遅刻があまり目立たなくなるのが最高って言いたいっていうのは内緒だけど。
まとめ
結論、ほんとに価値観かわった。価値観と言うか、人生観。
シェアハウス絆家は、「誰かと生きること」「人の間で生きること」を教えてくれた。そして、家族ができた。
大好きな人たちとまた、会える日が楽しみだ。
1か月間、お世話になりました。