私たちは、岡山県赤磐市で桃農家をしています。
岡山の名産である白桃はここ赤磐市が発祥の地と言われ、その歴史は明治時代までさかのぼります。
白桃誕生に欠かせない人物が
小山益太氏(現在の岡山県熊山町生まれ)
大久保重五郎氏(現在の岡山市東区瀬戸町生まれ)
です。
「果樹栽培の祖」小山益太
その当時、全国的にも有名だったとのこと、その偉大さに圧倒されますね。
そして大原孫三郎氏もここで登場してくるとは・・・当時の岡山の様子が目に浮かんでくるようです。
「白桃発見」大久保重五郎
現在日本で栽培されている桃のルーツの大半はこの白桃と言われています。
白鳳や黄金桃も、白桃からの派生種らしいです。
その後、1932年(昭和7年)岡山市芳賀の西岡仲一氏により、岡山の誇るブランド桃「清水白桃」が登場。
芳賀には「清水白桃発祥の地」の石碑が建っていますが、赤磐市にも小山益太氏と大久保重五郎氏の石碑が仲良く並んで建っているそうです。
調べてみたら、なんと我が家から車で15分ほどの場所!
岡山の桃を愛する身としては、今度、ぜひ訪ねて行ってみようかなと思っています。