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何が私をそこまで消耗させたのか

みなさん「ヒダル神」をご存知でしょうか。
急に激しい空腹感および虚脱感に襲われると「ヒダル神が憑りついた」とされます。古くは江戸以前からの伝承で、山歩きの最中などに現れるということから、肉体消耗時の低血糖がその原因の一端だったのでは?とも言われています。

のてりあす、ずーっと前からコイツに憑りつかれています。アスリートであったことは一度もなく、激しい運動とは縁のない日常生活を過ごしているだけなのに月に数度、突如物凄い空腹感、いえ最早飢餓感に苛まれます。体がだるくなり、立ってられないんじゃ?という位力が抜けます。
面倒なのは「いつ来るかわからない」という点。遊び惚けて24時間食事を取らなくても大丈夫な時もあれば、数時間前に食事をしたのに何故か襲われる時もありました。とはいえ子供の頃は家に何がしかの食物があったのでそれを食べればよし。高校生以降は、常にカバンにおやつを忍ばせるようになりました。

今でも覚えている、終電で遊びに来るなり冷蔵庫に突撃して、中にあったハーゲンダッツを貪り食い、「血糖値が上がるまでほっといて」とダンゴムシのように丸まっていた彼女(私)をじーっと待っていてくれた彼氏(今の夫)よありがとう。

本日4時間目が16時過ぎに終わり、何かお腹へったなあと思いつつ図書館で課題を1つこなした途端に、来ました。体がキモチワルイ、力が入らない。図書館は食事禁止、でもお茶ではもう追い払えない。這うようにして学食まで移動しました。この「自分が何か衝動に突き動かされている」感覚って、実はとても怖いです。

一応この24時間、三食取ってはいました。
昨日の夜は19時半に学食のきつねうどんと鶏もつ煮。
今朝。クロックムッシュと牛乳。
昼。おにぎり2個、パン1個、水。
もう40年以上の付き合いなので「一日トータルで一定量食べていない」「激しい頭脳労働を行っている」あたりがトリガーかな、とうっすら気づいてはいるのですが、前述した通りそれでも来ない日の方が多いので予防策が取れません。
そして夕飯が5時半だった以上、何か追加で胃に入れておかないと明日が怖いんですが、家には野菜も果物も肉もありません。ミルクティーとお土産のお菓子の残りくらいしかない。こんな遅くに甘い物を取りたくはない。でもまだ課題が1つ残っている。これ以上脳みそを使うと寝る前に奴が二度目の襲撃をかけてくるのでは。色々迷う午後10時。

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