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サークル女子忘年会とスラッピージョー弁当、あと、プチ引きこもりの話

授業があったのでメインはパン・ドゥ・マルシェのパン山ほど+精肉屋サカエヤのチャーシューと、これだけは作ったスラッピージョー。
スラッピージョーは牛ひき肉とタマネギをトマトベースのソース、というかケチャップで煮たアメリカ料理。ウスターソースと味噌だれとひよこ豆をぶち込んでじっくり煮込み、濃ゆい味に仕上げてみた。

朝5時まで話して解散。2時間寝て、ちゃんと1限から授業に行きました。
これは余りもので作った弁当。

見た目は酷いが味はいい

料理より濃かったのが女子話。何とは言わんが場数の多さで「イクラ組」「稚魚組」に分かれて、孵化しているお嬢様方、語る語る。その分類でいけば私は「ほっちゃれ」なわけで、それなりに要らんことも話しはしたけれど、こと恋愛においては、彼女らにとって私は「ある種の理想」だったりする。それは人生経験の長さ的に必然だし、それ故に、存在する精神的距離、ってやつは多分埋まらない。
なので、二十歳そこそこの娘さんがわーわーきゃーきゃー言ってるのを微笑ましく眺めながら、私は中島みゆきを口ずさむ。まわるまわるよ時代はまわる。どんなにしんどくても地球はまわる。世界は動いて明日は来る。レポートの締切だって来る。でも、買い物に行きたいというか行かなきゃならない。悩む。窓の外を見る。雨。よし、お出かけやめた。今日外に出ないと明日大層忙しくなるのだが、シャワー⇒着替え⇒メイクの山を越えられる気がしない。そもそも、酒瓶と食べ残しの積んである部屋を掃除しないと。

しかし寒い。暖房完備密閉空間に慣れた道産子が本州の建物のスカスカ構造に泣くというのはよく聞く話だが、3年目にしてさすがに慣れたというか、ひざかけとぬくぬく靴下と着る毛布を装備することを覚えた。けど、生きていけることとそこで生きていきたいと感じることは別だよね。と、ちょっと深いような深くないようなことを呟きつつ、布団に潜る。課題締め切りまであと24時間。

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