母のホラーと娘のホラー
のてりあす娘は、とあるところでブログを公開しています。全てを曝すと親子関係断絶のみならず損害賠償請求をされかねないので場所は言えないのですが、彼女のこないだの文章の最後の締めがこんなんでした。
前回私が怖い話をネタにした↓翌日だったので、あらまあシンクロしているなんだかんだ言っても親子ねえ、ここを見ているという可能性は考えないことにしておきます。
先のブログの話に戻ると、そこで「一方で母はホラー平気なタイプ」と言われています。とはいえ私とて子供の頃からホラー好きだったわけではなく、小学生の頃見た女性週刊誌に「夏のホラークイズ特集」というものがあり、今でも覚えている「ある女性が子供を置いて出かけて、戻ってきたらどうなっていた?」の答えが「子供が便器に顔突っ込んで死んでいた」という訳のわからないもので、その挿絵が不気味で不気味でしばらくトイレに行くのが怖かった……あれ、怖かったのは幽霊やお化けじゃないのか。
だって世の中で一番怖いのって「日常の中の不条理」じゃないですか。
かまいたちの夜も一番怖いEDは「なんもわからんと死んでいけ」とかベッドで微笑む奴だと思うし、マイフェイバリットホラゲ「SIREN」も怪物そのものより、普通の人だったものが普通じゃなくなって、一見普通の家の中を徘徊しているってのが怖さですよね。バイオハザードも私にとってはホラーというよりタイムアタックをするゲームであり、部屋の内装や人物の壊れていく過程が気になるタイプでした(みんなだってかゆうまは怖かったでしょ?)
なので一般的なスプラッターや怨霊系映画などはあまり見ませんし、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は私にとってはホラー映画の親戚です。なお、うちの夫はあらゆるジャンルのホラーが苦手な人で、件の映画も面白いよ、と見せて「どこが面白いんだぁ」言われました。
さて、ここまで書いてなんなんですが、ホラー系アトラクションはどんなんでも別格で好きです。作り込まれたセットってのが好きなんだと思います。
そして今年できたのが
「くらやみ遊園地札幌」(バナーそのものが怖めなので貼りません、あと、「くらやみ遊園地」で引っかかるタイトーのサイトはアニメーションするのでホラー嫌いのパートナーと見るのはお勧めしません、私は夫にガチ切れされかけました)
某夢の国でタワテラに乗せたら「……だまされた」と恨みがましく言われホーンテッドマンションには一緒に行ってくれなかった娘もどうやら成長したようだし、行こうよくらやみ!
「あ、友達と行くから」
……冷たい。お前の態度が一番ホラーだ。
夫は「嫁ちゃんがどうしても行きたいって言うなら」と答えつつオレハイヤナンダヨワカッテルダロというオーラを出しているし、どうしたものか。大学の友達誘って名古屋まで遠征するか。
お口直しならぬお目直しに、友人が堪能したらしいオータムフェスト。