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教養科目の夢と現実(3)
うちの大学は、教養科目はほとんど「抽選科目」です。
申し込みをすると、全申込者で自動抽選が行われて、
通った人のみ履修が可能。
困ったことに抽選結果が発表されるのは、申込期間終了後。
なので「落ちたからもう1個申し込もう」とはいきません。
コツは「可能な限り(履修単位上限まで)多く申し込む」こと。
私の場合、自由枠が4単位あるので、2科目は申し込む。
2科目抽選に通ってしまったら、専門科目は諦めて来年履修。
……という事が上回生から情報をもらうまでわかるわけもなく、
何も知らない1回生はバカ正直に1科目だけ申し込み、きっちり玉砕。
このままだと春セメスター(前期)は18単位しか取れないことに。
まあ、一応救済措置はあったのです。
それが「二次募集制度」
全学部の学生がが殺到する教養科目とはいえ
中には定員割れするものはあるわけで、
抽選結果発表後に、それらの申し込みが再度開放されます。
結局また抽選ですが。
結論から言うと、その二次募集でどうにか1科目ひっかかりました。
興味がなくもない科目だったので、まあよしとしましょう。
この「取りたいときに取りたいだけ教養を取れないシステム」
やっぱりみんな苦労しているようです。
極端な話、毎年抽選に落ち続けて
4年で16単位分の教養科目を取れなければ
卒業できないわけなんですが、そのへんどうなんでしょう。
完全平等抽選なら、起こりうる可能性は0じゃないはずなんですが。
私だって、このペースだと学期ごとに2単位ずつ、
4回生まで教養を取り続けないといけない計算。
それはさすがに避けたい。
なりふり構わず定員割れを狙うか、
専門科目を取れないリスクを負ってでも
大量履修申し込みをするべきか。
秋セメスター(後期)はもうちょっと考えないと。