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南草津おうち事情1

立命館大学の近畿外の学生の割合は50%を越えるそうです。
BKC(びわこ・くさつキャンパス)の学生数、おおよそ13000人。
近畿とはいえ、大阪ミナミ、和歌山、兵庫の山の方なんかは物理的に往復できても通学は色々と無理ですから、そこを合わせたら6割近くが下宿生なのではないでしょうか。
13000×0.6=7800。草津市の人口は約14万。つまり下宿生の割合は6%弱。
これは多いのか少ないのか。

札幌市(人口180万)で言うと、6%=108000人=一番人口の少ない清田区(11万7千人)の総人口に近いくらい。なんか計算しているうちに多い気がしてきました。まあ、石を投げれば立命の学生に当たる確率はかなり高そうです(特に駅前の西友や業務スーパーなどで)

そんな学生街な草津市は、つまり賃貸住宅:貸し手市場です。事前予約・AOや推薦入試の子が選び放題に部屋を決め、共通テスト組が残りからマシなのを選択し、全学統一試験組は「もう選べませんよ」と言われ慌てて契約し、後期入試の人は、運が良ければ4月から新居に入れます。

私は共通テスト組でしたが、それでも「あまり猶予はないですよ」と脅されました。まあ半分は不動産屋のセールストークでしょうが、借り手は選択肢が少なく、貸し手が選り好みできる状況ではあったんでしょうね。
なにせ私が最初に目をつけた物件は、なんと「オーナーが、このような例は初めてだと戸惑っていまして」と、やんわりと拒絶されました。
このような例=18歳じゃなく親が保証人じゃない謎の中年大学生を入居させる事、だったようです。親より夫の方が収入はずーっとマシなんですがね。(仮に親の名を書いても、名字が違う。しかも母親。70代。余計ダメだった気がします)

話を戻して、では、不動産運が悪いと一体どうなるのでしょうか?

英語の授業開始時、毎回ウォーミングアップとして週末の予定を答えなくてはいけないのですが、一人「moving」と答えた子が。ちょうど今回のパートナーだったので、色々聞いてみました。

後期分割で合格したけれど部屋の空きがなく、5月末にしか入居できなかったそうです。4月中はビジネスホテル、5月にどうにかレオパレスに移動したそうな。
この土日でようやく引っ越しができる彼女は、「引っ越しっていうか、ほぼ全部一から買う、家具とか、2日間で」2日間で。
「実家から親2人とお兄ちゃんが来て、車2台借りて、荷物運ぶのと買うのに分けて色々するって」た、大変だね……

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