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香水は選ぶものではなくて香りに選ばれるもの

最近数年ぶりに香水変えたの〜。にゃ
高校生の時にエルメスのナイルの庭〜から始まり大学生のときにディオールのファーレンハイト、プアゾンときて今。

どんな香りにしたかの答え合わせは香ってしまうくらい私に近づいて確かめて🫶

香水は選ぶものではなくて香りに選ばれるものだよ。だから選ばれてね。

先日ギャル時代の友だちとあしょんだ。渋谷のエグナムとか超懐かしいね〜また行きたいなんて話をいろいろ。ただ当時の記憶がだいぶ抜け落ちてる。

芥川龍之介の作品を読み切ったこと。教科書の中に羅生門が出てきてときめいたこと。髪の巻きがとれてないかばかり気にしていたこと。おしり見えそうなスカート。つけまつげ。村上春樹は読めないけれど村上龍が心底すきだったこと。よく制服で夜うろついてカラオケに入れなかったこと(あたまわるくてすき)。17歳の誕生日、夜中に友達がコンビニのケーキにろうそくをさして持ってきてくれたこと。ビッグスクーター乗ってるギャル男と付き合ってたくらいは覚えてる。この時代にいちばん本読んでたな。



2024年、通常2、3年のうちにやるようなことを下半期でぎゅっと走り切った。
達成できたこと、まだまだ精進が足りないこと、ここまでの区切りに良いとか悪いとかジャッジは持ってなくて、そうなんだなって納得している。私は私の人生をそれなりに気に入っているのだと思う。

兎に角、ご一緒してくださった全ての人に感謝をしたいです。ありがとうございます。
社交辞令とかじゃなくて、割とマジで心からそう思ってるんだけど伝わっているといいなあ。みんな大好き。大好きだからできることは尽くしたい所存です。

これまでふんわりと生きてきて、多分これからもふんわりと生きていくのだろうけど、見ている景色が変わったと感じていて。
今年一年を通して、自分に対しての輪郭がはっきりした。ぼんやりと滲んだ色がはっきりと色付いて景色が少しずつ少しずつ変わっていった年でした。

首がすわって物心がやっとついた感じ(遅)。



論理では説明がつかないことがたくさんあって、
それらを言葉や文字にすると正しく伝わらなさそうで表に出せないことが沢山ある。

正直自分が抱える命の重さにもう耐えられないんじゃなかと何度も思ったことがある。
足首に鉛を引きずりながら歩くのはちょっとひどい罰ゲームすぎる。
初期設定酷すぎやしないですかって抗議したかった。
いっそのこと生まれ変わって心まるごと綺麗になりたい。忘れたい。これが本心でずっとそう思ってた。
骨の髄まで染み込んだ黒いものを誰かに浄化して欲しいと願うのは大きな間違い。
嫌な経験をした人は人の優しさがわかるからよかったねなんてクソだ。
私はアホで優しくない奴でよかった。人の痛みなんて一生分かりたくなかった。優しい自分も優しげな自分も嫌。
他人の感情が勝手に入ってくるこの感覚が自分は偽善者なんじゃないかって時々心底嫌になる。

こういうどろっとした有象無象を誰かに伝えて理解を示してほしいなんて生ぬるいレベルじゃない。

小さい頃からいつもほんのり怒りをお腹の中に抱えていて、それをうまく飼い慣らして全て原動力に変えてきた。
怒りと対峙する上での覚悟の数が違う。

人は配られたカードで勝負をするしかなく宿命は変えられない。
もう決まってしまっていることだから。
でもさあ、実は運命って変えられるんだよね。
実際変えてきた。
でもそれは私の力量ではなく、当時は気づけなかったけれど、私の周りにはそれを変えるお手伝いをしてくれた人たちがたくさんいた。
手塩にかけてやさしくしてくれた人たち。

私は自立していると自負していたけれど、本当の意味で全然自立なんてしていなかったんだよね。
弱くて寂しがりやで一人が怖い。みんなそうだよね。認めたくないけれど私もそうだった。
その部分に視点が当たらなかったのは全ては周りの好意ややさしさで成り立っていたから。
それに気づいいたとき、この世の全てにぷんぷん怒っていた自分が少しずつ自分と一体化していくのを感じたの。
怒りの感情がシュリンクして自分に統合した感覚。統合したら怒りではない違う感情に変わってた。
怒りではない感謝とか喜びの感情で動けているのが今。

私は20代前半にやりたいこと、書きたいこと、見たい世界をたくさん体験させてもらっていて。
それ以降、自分の心を使って書きたいことってないなって思ってた。

でもね最近、久しぶりに書きたいなあと思うことを見つけられたんだあ。本当に嬉しい。

今年、私は誰かの運命を変えるお手伝いができたらいいなと思っています。

やばい。自分至上いちばんきらきらしちゃう。私の温度が変わったのを感じる。

こういう時、フジコヘミングのラカンパネラが聴きたくなる。
ねえ一緒に聴いてくれる?


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