未来に期待して怠惰の限りを尽くす
11:17
ここから抜け出してぇーーー。
これが最近口癖になりつつある。私は怠惰な人間なので、基本的に「やらなければならないこと」は未来の自分がきっと何とかすると期待して毎日過ごしているわけなんですが、最近の私はその未来の自分にも希望が見いだせないほどに怠惰、自堕落なわけです。毎度プライドが勝って嫌々でも完遂するはずだと、そう思いたいんですけどね。あまりにも現在の自分に向上心がないと、今後のビジョンって消え失せるんですか?だいぶ困るんですが。
最近は常に何かの締切に追われている感じがしている、いやそんな追われてはいないんですけど。課題、予習、バイト。意外にもこれしかしていることはありません。もっとマルチな人間だったら追われるものの中に好きなものがあって、タスク1つやっつけること自体に楽しみを見出すんでしょうけど。多趣味ではなく無趣味の私はひたすら機械のようにこなすことに徹しておるわけです。楽しくはない、楽しくない。誰ですか、大学生が人生の夏休みだとか言った方は。夏休みは夏休みにしか来てません、つまりあと3ヶ月後です。
今は夏休みがとても楽しみで仕方ないのです。
今は大学2年生をしている私ですが、5月にもう8月のことを考えている現在です。1年前、フレッシュマンの私はそんなこと考える余裕もなかった気がしますが、これが成長なのか、現実への諦観なのか、考え方はそれぞれですが、私は後者寄りではないかと思うんですよ。留学という非現実的な時間から2ヶ月経ち、出来た仲間の9割が今日本にいないという現実が大きいのかもしれないです、いや絶対そうです。
ないものねだりで人を羨むことに関してはプロの私です。皆が困難と知りながらチャレンジする勇気が羨ましい。学校なんて放り出して、行こうと思えば行けるのに、それをしない自分がビビってんだなぁと再確認させられるわけですけども。
今の生活から1番早く抜け出せるのが夏休みですよね、学校ないし。期待が膨らむばかりですね。
未来の自分に期待しなければならなくなってしまいました。今頑張りなさいってことでよろしいですか?
欠伸のフリして溜息をついて、ペンをもつ。
ドイツ語の訳を書きながら、思い出しちゃうな、ピエロから風船もらって笑顔になるあの頃が恋しいかもしれない。かも、しれない。
おしまい