220514_謡うロマン街道 at 盛岡
見る専門のつもりでアカウントを作ったnoteですが、ついに投稿してみます。
コンスタントに更新、というよりは書きたいことができたときだけ更新します。
ゆるりとだらだら参りますので、どうぞよしなに。
中田裕二の謡うロマン街道
行ってきました。
書きたい・残したいと思えるような弾き語りLiveにまた行けたことに感謝…!
前回は2017年青森公演(まさかの5年前…)
その時の感想は、
「CDで聴くよりも上手じゃない!?」
でした。笑
色んなアーティストのLiveに行く人間のわたしからすると、かなりの褒め言葉だと思うんだなぁ。
結構いらっしゃるんです、あれ?CDで聴く時と全然ピッチもテンポも…って感じてしまう方たち。。。
歌が純粋に上手い、自分の魅せ方を解ってる、音に余計なエフェクトをかけない。そしてMCが長くない。笑
中田裕二さんはわたしのツボに全部ハマる方です。
謡うロマン街道とは
楽譜をパラパラとめくりながら、その時の裕二さんの気分で歌いたい歌を歌い、アンコールは無し。自分で気が済むまで歌ったら閉演というシステムなのが『謡うロマン街道』。
思い返せば、2017年の青森でのLiveはたしか1時間半程度だった記憶、、、今回は約2時間でした。本当に裕二さんの匙加減というか、気分というか。
フェスなどでよく見かける「アンコールありがとうございまーす!皆さんの声にお応えしてもう○曲だけ演りまーす!!」というだるい絡みことは一切なし。潔い。
セットリスト
ワインレッドの心(安全地帯)
正体
魔性
DOUBLE STANDARD
火影
(新曲)
Predown
プラスティック・ラブ(竹内 まりや)
sunday monday
丸の内サディスティック(椎名 林檎)
モンロー・ウォーク(南 佳孝)
おてもやん(熊本民謡)
Shake Hip!(米米CLUB)
田園(玉置 浩二)
また逢う日まで(尾崎紀世彦)
Fry me to the moon
愛の賛歌(越路 吹雪)
接吻(オリジナル・ラブ)
不時着(椿屋四重奏)
Deeper
海猫
いばらのみち(椿屋四重奏)
STONEFLOWER
(新曲)
誘惑
感想
椿屋四重奏にドハマりしたのが解散後だったわたしが、まさかLiveで「不時着」を聴ける日が来るとは……感涙でした。
母が亡くなった頃によく聴いていたアルバム「DOUBLE STANDARD」収録曲が多いセットリストなのも涙腺が緩くなる。。。
会場となったBAR CAFE The Sの景観にもマッチしたギターの音作りも流石でした。シンプルなのにメロウでジャジーな感じ。まろやか〜っ。
音繋がりでいうと、BAR CAFE The Sには東日本大震災の際に水没した1930年代モノのグランドピアノがあり、今もしっかりとぬくもりのある音色を奏でてくれているんです。裕二さんはこのピアノを今回のLiveで何回も弾いてくれてました。彼は「学校のピアノのような」という表現で紹介をしていましたが、本当そんなイメージ。温かい・ぬくもり・学校のような・懐かしさのある、そんな音色でした。うっとり。
そうそう。2017年青森公演の際にMCでリクエストを受け付けていたことがあったのですが、わたし、この盛岡公演の1曲目の「ワインレッドの心」をリクエストしてたんです。5年越しにリクエストに応えてもらえました。違うか。はい、すみません。
余談
今回の会場となったBAR CAFE The S、盛岡へ何度も出張していた頃、目の前を何度も歩いておりました。笑。BAR CAFE The Sがある菜園にひどいときは月1くらいで行ってたのかな…3泊くらいで。もっと早く知りたかった、こんな素敵なカフェバーがあるなんて。
店内には年季の入ったチンバリ(エスプレッソマシン)が置いてあり、コーヒー好きのわたしにはたまらないポイントでした。
そんなムーディなカフェバーに置かれた椅子の数はざっと40前後。チケットをGetできたことが奇跡のようでした。…死ぬんかな。
開場時間から12~3分くらいして入場したのですが、まさかのビリッケツ入場でした。笑
一番後ろの椅子に腰かけ、遠いけど自由に見られるぜフフフと思っていた数分後、真横ゼロ距離で裕二さんが入場するという事件。…死ぬんかな。(2回目)
歌い上げ退場する裕二さんに拍手し手を両手で振ったところ、こちらを見ながら笑顔で両手で振り返してもらえ(た気がする)………嗚呼、わたし、死ぬんか。。。(天を仰ぎながら)
わたしの妄言はさておき、Live中に裕二さんがマスターからご馳走になっていた飲み物がありまして。こちらのマスターお手製の山葡萄ジュース。帰りのお供にと、テイクアウトしました。
こちらの山葡萄ジュースを受け取る際にマスターに「身体にいいよ!」と言っていただけたんですが、美味しすぎて一瞬で飲み干してしまうという、わたしの残念さ…
でもねでもね。酸味と甘みのバランスが絶妙で、コクがしっかりした飲みごたえのあるジュースでしたよ!また飲みたい!コーヒーも飲みたい!再訪決定です。
さいごに
自粛ムードがだらだらと続くここ数年、娯楽、特にこういったLive(音楽や観劇など)になかなか行きづらくなってしまっていたわたし。
目の前で好きなアーティストが歌ってくれる、それだけでこんなにも活力を貰えるのか…と改めて感銘を受けた日でした。
CDで聴く、iTunesで聴く、TVや配信で聴く…それでも感動はできるけど、Liveで音を身体中に浴びて楽しむ瞬間には勝てないな、というのがわたしが今回のLiveで改めて思ったことです。
それに付随してくるのが、会場になった土地への愛着や、同じLiveを楽しんだ方との交流、地域の特産品との出会い…とかですかね。知らんけど。
嗚呼、また早くLive行きたい…!
字数エグい自己満備忘録Liveレポでした、最後まで読んでくださったそこのあなた。ラブです。
ではでは、ぐんない。