昔の先生って
大人になって、小学校のクラス替えのやり方を知って、おおおと思ったことがあります。
担任が集まって、クラス運営をしていく中で、欲しい人材を取っていくことをやっていると小耳に挟みました。
いわゆるアジフライは、その人材の1人でした。
小学校の時のアジフライの立ち位置は、班長でした。
何やら知らないうちに、担任に班長に任命されているのです。
学級委員ではなく、班長です。
微妙。
何度となく、賞をいただいた経験があります。
小学校の朝礼は、背の順。
背が高かったアジフライは、通常は、後ろから二番目か三番目ぐらいで、朝礼で、賞の受賞を受ける時の朝礼は、最前列に並びます。
最前列は、前にならえではなく、両手を腰に手を当てて立ちます。
体育の時間、ポートボールをする時は、いつもゴール役。
台の上に立ち、両手を伸ばしてのゴール役です。
冬場にサッカーをした時もゴール役を任命されたのですが、サッカーをやりたかったので、泣いたら学級委員がゴール役になりました。
なんか今思うと、小学校の担任って、思考停止だなと。
これは、あの子。あれは、あの子。と配置をしておけば、クラス運営がうまくいくとしか考えない短絡的は思考停止ですよ。
そんなアジフライ、ハーモニカで音楽祭の舞台にも立つことにも選ばれました。
小学5年生の時は、鼓笛隊にも選ばれて、鍵盤ハーモニカをやりました。
放課後、強制的な練習で居残りなんかも経験しています。
何一つ、自分で望んだ学校生活ではありませでした。
運動が苦手だったアジフライは、担任からは、運動ができない子認定でした。
5年生のクラブでは、卓球クラブに所属していたのですが、6年生も卓球クラブに入りたかったのに、手芸クラブに担任に振り分けられました。
こんなこともありました。
体育の授業で、教室で、順番に前に出て、ラジオ体操をする授業があったのですが、担任から唯一体育の授業で褒められた記憶です。
目立つとか、人の上に立つとか、あまり興味なかったのですが、班長という役職をつけられたことで、責任感というものは、身についたような気がします。
町内の盆踊りの流し踊りの時も、先頭で踊りましたから。
まあ、盆踊りは大好きで得意としていたものの一つでしたが、
そして、中学3年の時に、担任に生徒会の会計かクラス委員かの究極の選択を迫られ、仕方なくクラス委員をしましたが、その経験から、高校でも専門学校でもクラス委員を経験しています。
ただの班長が、クラス委員に昇格ですよ。
まあ、高校の時は、授業ボイコットを阻止するために、自らクラス委員になったんですがね。
でもまあ、人の上に立つのは、性に合わない。