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旦那から褒められた

息子福山の就職が決まって、我が家も新たなフェーズに突入した。

年の離れた旦那が、来年にでも現在の仕事をやめる話が出ている。

その場合、現在住んでいる賃貸をどうしようかという話である。

現在住んでいる賃貸は、4人家族用なので、息子福山が地方に配属になったら、2人では広すぎるという問題だ。

それに、仕事を辞めるので、家賃が負担であるという話である。

仕事はやめるが、短時間の仕事をみつけて、働き続けるつもりらしい。

独立している娘が先日帰ってきたときに、ここは賃貸なので、帰ってくる場所が無い不安を口にしていた。

実家は、もう処分してしまったし、

なので、とりあえず、息子福山が地方に配属になったら、やめて帰ってくることも想定して、現在住んでいる賃貸に、とりあえず、住み続ける話となった。

実家を処分した時のお金が少しあるので、家賃の補填に回す話となった。

その時、旦那が珍しくアジフライを褒めたのである。

両親の事を最後までよく面倒を見ていたことに対するお褒めの言葉だ。

なにしろ、小さい頃から、将来、親の面倒を見る事を母親から言われ続けていたので、そりゃあ、違いますよ。

でも、両親ともにあっけなく介護が終わった気持ちを吐き出した。

もっと、迷惑をかけてもらいたかった。

子供の頃から、想像していた親の面倒は、もっと大変そうだった。

旦那と家の話をした翌日、家の話を息子福山に話したら、2人には広すぎるから引っ越した方が良いのではと言われた。

旦那もアジフライも独立してから実家が育った家から別の場所に移っている。

実家に帰省してもなんとなく愛着が無い。

だから、子供たちにも同じ思いをさせたくなくて、思い悩んで引っ越さない選択肢を出したのだけれど、

よくよく考えたら家賃がもったいないとも思い始めた。

なので、すぐではないが、市営住宅を申し込んでみようなどと考えてみた。

昔も市営住宅を考えたが、旦那の稼ぎが申し込む条件よりも多くて、申し込めなかったのである。

でも、市営住宅が当たれば、ずーっと住み続ける事が出来るかなとも思う。

息子福山が家を出たら、家の中の荷物も整理して断捨離しようとも考えている。

現在は、2階建てなので、老後、ワンフロアーの家が良いと思っていた。

今でさえ、めったに2階には上がらないし。

2階にいる息子福山に用事がある時は、LINE通話で話すぐらいだから。

父親の介護で思い知ったが、戸建ての2階建てでも、老後、足が悪くなれば1階のみでの生活になるしと。

還暦になるお年頃、老後を考える。


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