君に恋するなんて、ありえないはずだった
ステイホーム週間の現在、在宅率の上がっている今日この頃ですが、皆さんどうお過ごししていますか?
アジフライ地方の本屋は閉まっている関係で、アマゾンで本を買ったり、アマゾンプライムを利用し映画を観るなどと、文科系の趣味に特化している今日この頃です。
さて、アマゾンで買ったのは三浦しをんさんのエッセイだったのですが、(エッセイとは知らずに買った)読みかけのそのエッセイを置いて、息子福山からお借りした筏田かつらの『君に恋するなんて、ありえないはずだった』とその続編『君に恋するなんて、ありえないはずだった そして卒業』を読破しました。
最初、文体がなじめず、面白いかさえもわからずじまいで、文を追って行ったならば、面白い、実に面白いではないか。とするすると2冊を読み切ってしまった。
第4回ネット小説大賞受賞して、シリーズ累計26万部突破をしたこの作品、その前振りをも裏切られませんでした。
『俺ガイル』もそうですが、なぜ舞台は千葉なんだ。若者に受ける小説は千葉なのだな~~。とこの小説を読んで感じました。
『俺ガイル』の時なんか、息子福山が友人と『俺ガイル』のスタンプラリーやイベントの為に、千葉まで出かけたこともあるぐらいである。
この作品は、地味で冴えない男子飯島靖貴と、派手系ギャルの北岡恵麻のすれ違いラブストーリーなのであるが、登場人物に感情移入をする訳ではなく、第3者の目から通したすれ違いラブストーリであったからなお面白かったのではないかと思われる。
親子ほど離れたアジフライと息子福山(親子なんですけど)が、両者が面白いと感じる作品は、なかなかであえるものではない。
息子福山には、ラノベとボカロを教わった過去もあるが、なかなかおばさんの刺激になるものを良く知ってて驚く。
この本を読んでいっきに気持ちが若返って、リフレッシュさせてもらった。
お勧めです。