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竜の道

昨日は、第5話だったのですが、今週は男の哀愁を感じてしまい、ついついうっとりしてしまう回でした。

観てない人、損しますよ。

原作がしっかりしているせいですか、それとも玉木宏と高橋一生からにじみでるなんらかの影響でしょうか、前々からこのドラマ面白いと感じていたのですが、今回、ほとほとやられちゃいました。

何がいいって、普通、主人公がかっこいいとか誰かがメインでドラマって構成されていくじゃないですか、ところがこの『竜の道』は、それぞれの登場人物の顔が立っていて、一人一人の気持ちの動きが増幅して、ドラマ全体の深みが表現されている点です。

さて、このドラマをまだ1回も見たことの無い方向けに、このドラマの内容をお伝えしようと思います。

国土交通省官僚の竜二と、ITコンサルタントの竜一の双子の兄弟が両親の敵に復讐を行うドラマです。

運送会社を経営していた両親の元、双子の兄弟と妹の3人が仲睦まじく暮らしていました。そこに、会社の拡大をねらうキリシマ急便の社長が訪れて、仕事を奪われた両親が自殺をしてしまうのです。

竜一は、亡くなった事となっており、整形をして極道の道へと足を踏み入れ、別人となり大金を強奪しブラジルに渡り、ITコンサルタントとして、日本に舞い戻ります。

その竜二と竜一の双子の兄弟が、あの手、この手を使って、キリシマ急便の社長と落とし込めようとドラマが展開します。

国土交通省官僚の竜二は、キリシマ急便社長の娘まゆかに近づいたことから、社長が身元調査をし、今回、身元がばれてしまいました。

そして、竜二と竜一の血の繋がっていない妹にも、竜二がまゆかに近づいたのは、復讐をするためではないかと疑われます。

竜一が兄であることを知らない妹は、竜二の復讐を手伝っているんじゃないかと問い詰められ、竜一は竜二に手を引くように勧めて。

敵役のキリシマ急便社長を演じる遠藤憲一がこれまたいい。

本当に、憎たらしいたらありゃしない。

竜一の味方である巨大ヤクザ組織会長役の西郷輝彦もいい味を出しています。

あとは、まゆみ役の松本まりかも好きになっちゃいました。

奔放なお嬢様だったまゆみが竜二の愛情(作戦ではある)で軟化する演技で表情をがらりと変えるところなんか拍手を送りたいぐらいです。

『竜の道』公式サイトはこちら

ティーバで、現在観れる第5話から観ても良し、公式サイトで第1話からの詳しい解説を読んでからでもよし、今後の展開が面白いのは間違いないドラマのひとつです。

松本まりかの演技の変化を堪能したい方は、FODかUNEXTでは、全話配信中なので、そちらでご覧ください。


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