息子福山高校大学そして卒業
うちの息子福山、無事大学を卒業できました。
もう卒業さえも無理かもと思った今年の1月。
諦めなくて良かったです。
さて、我が家の息子福山は、多分一般だと大学に進学できずに、高卒だったと思います。
高校に進学をした際に、特進クラスを受験しようと思っていたのです。
それをぎりぎりのところでやめました。
それは、息子福山の性格を鑑みてです。
普通クラスで入学して、努力して、特進クラスに進学する道を望んだからです。
たぶん、息子福山は、特進クラスは合格したと思います。
普通クラスの初の定期テストで、クラスで5番以内に入っていました。
そんな新学期が始まった頃に、高校であったバザーのボランティアにアジフライが参加したんです。
その時、3年の特進クラスのお母様と話をお聞きする機会があって、特進クラスは、指定校推薦がもらえず、先生は学校だけで大丈夫というが、みんな予備校にも通っているという事が分かりました。
おいおい、どういうことだ。
特進クラスの方が、授業料が高いのに、予備校代も必要なの?推薦ももらえないしと自分が考えていた構想がガタガタと崩れてしまいました。
そのお母様の話を聞き終えて、周りを見回したら、シーンと静まり返って、皆が耳を澄ませて、その話を聞いていたみたいなのです。
そして、1年の進路説明会の時に、学校側に聞いたのですが、一般だと受験期に50万はかかるという話を聞いて、
是非とも普通クラスで、指定校推薦をもぎ取るしか、息子福山を大学に進学させる方法が無いと悟ったのです。
それらを振り返ると、大学受験って、情報戦なのだなと。
我が家は、息子福山の3年間の努力もあって、息子福山の望む理系大学に進学が出来ました。
自宅からも通いやすい大学に勧めて、交通費も含めて、家計にやさしい進学でした。
大学に入学してからは、特に、気に留める事も無い毎日でしたが、息子福山に取って、苦しい大学生活だったようでした。
大学1年の時は進学出来たのですが、大学2年を終えた時に、理系の必修科目の単位を落として、留年が決まりました。
なにしろ指定校推薦で大学に進学してましたから、高校に迷惑をかけるのではないかと、留年が決まった時の息子福山の不安な顔が忘れられないです。
その後は、コロナ禍で、オンライン授業となり、
そして、大学3年の終わりに、理系の必修1単位を取り忘れていたことに気が付き、2度目の留年。
所属研究室も諸事情で解散し、別の研究室に移ったため、教授推薦の就活が出来ずに、就活も崖っぷちに。
大学4年に上がり、就活を頑張り内定式時期ぎりぎりに内定をいただいたのもつかのま、パワハラを受け、メンタルを病んで引きこもりに。
今年の1月に、大学側に相談をして、あれやこれや、体調が悪いのを押しながらも息子福山は頑張って、無事、卒業という事になりましたとさ。
2階からメンタルを病む前のように、友達と話をする声も聞こえ始めました。
とりあえず、大卒という経歴を得て、良かった。
一般しかなかったら、我が家の息子福山は、高卒だったかもしれない。
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