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四年間の大学学園祭を見て、思うこと。

人と心が通い合うって本当に素敵なこと。
そこに年齢や性別、生まれも言語も関係ない。

誰かと一緒になって笑う。誰かと抱き合って涙を流す。そんな幸せな経験は、人生に何度あったっていい。
何万回でも、何億回でも、死ぬまで泣いて笑おう。



三年前、コロナ禍でのオンライン開催。
タイトルは「“center” 僕らが作る、新時代。」
みんなと画面越しに会うばかりの学生生活。
実行委員に入ってみんなに出会って、本当に楽しかった。けど、誰に伝えるために頑張ってるかわからなくて。活動という活動をできない子たちだっていた。


二年前、コロナ後初の対面開催「0からの祭起動(さいきどう)」
再起動に一年間を懸けた、喜ばしい3年ぶりの対面での活動。とはいえ何もわからなくて、全部0から手探りの日々。毎日必死だったな。
一緒に走ってくれる仲間と助けてくれる先輩や大人が、何よりも大事だった。


一年前、完全復活開催「笑てんか」
再起動した学園祭を「再点火」しその火を絶やさずに繋いでいこう、伝統を繋いでいくことで「天下」を取ろう、という願いが込められたタイトル。
みんなで目指し続けた来場者数10万人の達成。
新しいことに沢山挑戦し続けた年。


2024年、「祭大火力」
点火された学園祭をみんなでつながって最大火力で盛り上がる学園祭にしよう、史上最多の来場者数15万人を記録し最も偉大[最偉大(サイダイ)]な学園祭にしよう、という思いが込められたタイトル。

今年の学園祭は、なんだろな
楽しかった本当に。心から感動した。急に語彙力がない。
もうつくる側ではなくなり、OBOGとして応援する人かつ普通に学園祭を楽しむお客さんだったからかな。
感慨深すぎて、幸せすぎて、何度も心が熱くなる学園祭でした。

学園祭には似合わない大雨に見舞われ、ここまで作りあげてきた皆は本当に悔しい思いをしただろうけど。

大雨の中、傘もささず片付けに追われる実行委員や模擬店の学生
雨に濡れながら助け合ってブルーシートを張る子たち
お客さんと笑顔で話す一回生
暗くなっても続くリハーサル
カメラを構えると向けてくれる満面の笑み
後輩の応援に駆けつけてくれる社会人の先輩
ライブで肩を組み一緒に歌う背中
永遠のようなコーラス

今年は今年にしかない、たくさんの色彩豊かな景色を見せてくれた。

来場者も去年を上回る数のお客さんが来たらしい。凄すぎる。
繋がり、受け継がれていく学園祭。
もう来年も楽しみにしているのは、きっと私だけじゃない。



学園祭って、不思議な空間だと思う。
みんないつもの5割増しくらいでキラキラしている気がする。

普段はしないナンパみたいな呼び込みしちゃったり、
普段関わらないあの人と普通に話せちゃったり、
いつもは恥ずかしい感謝を伝えられたり、
何千人の前で告白する勇気が出ちゃったり、
見慣れた顔を見て急に涙が出ちゃったり。

あなたの背中を静かに、そして力強く押してくれる
そんな空間だったんじゃないかな。

それまでの過程には、誰かがたくさん一人で流した涙があって。
寝ずに仕事と向き合う時間があって。
数え切れない想い出と、感動と、ありがとうがある。

みんなと過ごした時間が何よりも大好きだからこそ
後悔はないのに、やっぱり名残惜しい。
そんな気持ち。


みんなの笑ってる顔が大好きだな、と思う四日間でした。泣き笑いはもっと好き。
その顔のまま言う「ありがとう」は、もっともっと大好き。

感動をありがとう。

仲間と過ごす時間が永遠ではなくとも、
あの感動がみんなの心の中に永遠に残りますように。


卒業してみんなと簡単には会えない日常が来たって、
また世界を断絶する感染症が起きたって、
誇れる四年間があるから、強く生きていける気がする。


機材トラブルのため流せなかった後夜祭オープニングムービー / Video Creator  後夜祭局 久保佳乃子

みんなの熱い三年間が詰まってます。
ぜひ見てね!!

note / 珠璃


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