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いのちをつなぐ奇蹟を応援したい📣国立二小の物語

東京の郊外、西の町
国立市立国立二小は創立74周年を
迎える小学校。

世代を超えてこの学校に通った
町の人たちも少なくない。

その二小の現在の校舎の
建替えにより、校庭にあった
100本の樹木が伐採される。
それも解体業者によって。

一年前、そのニュースに震撼された
保護者の方々はじめ有志の市民の
皆さんが、計画実行寸前で
立ち上がりました。

国立市と教育委員会と直談判をし、
なんとか、樹々を救い出すために
協定を結び、

環境再生医であり、全国各地で
大地の再生と樹々のいのちをつなぐ
杜人・矢野さんの力添えも得て
5日間という限られた日数の中

全国からボランティアで集まった
職人さんや親子さん、
有志の人たちにより伐採直前の
40本が救い出されました。

それはまさに奇蹟としか言えない神業。そして、コロナ禍により分断され
軽んじられてきたいのちのつながりを
取り戻したいという潜在的なニーズが
多くの人たちを動かしたのだと思う。

そこから一年。
校庭の一部に強剪定された木々が
肩を寄せ合い互いのいのちを支え
それをボランティアの皆さんが
猛暑の時も寒い冬の間も水をかけ
生きようとする木々を
応援してきました。

まずは救うところから始まった
このプロジェクトは奇蹟によって
船出をしたものの、
全てが奇跡のように進んだ訳でもなく、さまざまな人の思念や
社会という構造が生み出す矛盾の中で闘いがあったという。

しかし、それを上回るチームの
課題解決への甚大な働きかけによって
一部は新たな校庭に戻され、
それが叶わない木々は日本の各地の
有志の方々が里親になり、ほぼ全ての
行き先が決まったそうだ。

このプロジェクトにかかる費用は
全て市民他、共鳴してくださる方々からの寄付によるもの。

クラファンで最初の仮移植にかかる1300万円のうち900万円が集まり、
赤字分とこの後本移植のために
必要な400万円を合わせて引き続き、
応援を呼びかけている。

いのちを繋いでいくこと、
何が大事かを後から来る、
これからの世界を生き創造していく、
今は小さき人たちに見せること
体験してもらうことは
樹々のいのちを救う、
ということだけではない貴重な
アクションだと改めて思う。

そして、これは国立だけの話ではなく
日本各地で古木たちが伐採されている
ニュースがあちこちから届く。

何かしらの自然界の理から
離れたところでの計画なもと、
行われているのは明らか。

この国立の市民の方々のアクションが
第3の道を開いていく種と
なっていくことを心から願う。

昨夜は、国立にてファンドライズの
チャリティーコンサートが行われ
この活動を応援する方々で会場が
埋まりました。

改めて、この街に暮らしていること
大切なものを共有できる人たちがいる
ということを体感できたのは
私自身にとっても励みになった時間。

救い出された樹々に
助けられているのは私でもあります。

クラファンは終了していますが
プロジェクトの過程はこちらを↓

https://motion-gallery.net/projects/kunitachimirainomori

プロジェクト及び寄付に関するお問い合わせ

『つづく・つながる 
くにたち未来の杜プロジェクト』





✨✨✨✨

【この奇蹟は世界を変える。】

国立二小は、市内の公立学校のなかでも特に掛木の多い、緑豊かな学校だ。

木は多様な生き物をはぐくみ、
季節のめぐりを教えてくれる。
木は涼しい木陰と、
気持ちのいい空気を作ってくれる。

樹木の作る世界の、
なんという広さ、豊かさ、奥深さ。

こちらが知らなくても、
意識しなくても、すでにみんな、
その世界で生かされている。

都市部で樹木が減り続けるなか、
たくさんの木々が残る校庭は
とても貴重だ。

気候危機にある今、なおのこと、
残してくれた先人たちに
感謝の思いが沸く。

二小は創立74年になるという。

どれだけ多くの子どもたち、
おとなたちが、あの木々と出会い、
時を共にしてきたことか。

木々はいつも子どもたちの傍らにあり、子どもたちを見守り続け、
一緒に育ってきた。

だが、校舎建替えで
100本伐採されることに・・・。

なんとか残したい・・・!

その思いが奇蹟を呼んだ。

代らずに移植させる道が、開けた。

それから1年が過ぎようとし、
私たちは今、
その軌跡(奇蹟)の途上にいる。

いい未来を作ろう。
今の子どもたちと。
かつての子どもたちと。

この奇蹟(軌跡)に、
これからも連なっていこう。

木たちもまた、新しい世界に、
未来に、連なりを広げていく。

国立二小卒業生、保護者有志

よろしければサポートをお願いいたします。ピースメイキングな実験をこれからも持続していくために、皆様のサポートを励みにさせていただきます!