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フィンドホーンの試みと共に*リワイルディング〜再野生化〜を体感する@北軽井沢MANAHOUSE

シーズン後半の北軽井沢にて
フィンドホーン・コミュニティから
日本を訪れている環境活動家であり
ボディワーカーであり、アーティスト
でもあるプパックさんを迎えました。

『リワイルディング〜再野生化〜』を
学び体感するリトリート。

イランと日本の血を受け継ぐ彼女は
イランの砂漠化を目の当たりにした時
改めて大地を自然界に還していく決意を
固め、それが現在の『Trees for hope』の
活動の基盤となっています。

現在はフィンドホーン・コミュニティの中で
同じく環境活動家であり
フィンドホーンの創成期に関わった
アラン・ワトソンさんと共に暮らし、
スコットランドの西海岸に
『リワイルディング』の活動拠点で
その土地を元々の姿に戻していく
アクションを起こしています。

わたしは、今回この
『リワイルディング〜再野生化』
というキーワードが
ずっと感じてきたことと
カチッとハマったという感じ。

彼女が日本にいる間に、その経験と
プラクティスをシェアして欲しいと
お願いして、今回のリトリート開催と
なりました。

『リワイルディング』は
一つのコンセプトであり、
これは私たちの内的な世界から
私たちが棲む環境に至る外側の世界
まで、働きかける場は広大であり、
入り口も多々あります。

野生とはありのままの自然の有様であり
いのちそのもの、
そしてそのいのちを繋ぐ網目でもあると
わたしは捉えています。
そして、私たちの中に宿る『渦』と。

2017年に東京で開催された
『野生展』はわたしにとって一つの
エポックメイキングな体験で

「飼い慣らされない感覚と思考」
という副題が導く展示の中で
『野生』が魂、スピリット
なんじゃないかなと感じていました。

あらゆる場面で、
飼い慣らされそうになっている
私たちを取り巻くこの世界で
改めてこの『野生』に
立ちかえることは
ものすごく大切な視点であり、
アクションだと
わたしは感じています。

二泊三日という時間の中で、
いかに深くそのコンセプトを掴むには
『身体』を通して体感していくこと
なんじゃないかと、
今回のリトリートのワークの中心に、
プパックさんが学ぶ
『スカラベリ・ヨガ』をおきました。

骨の構造を手繰りながら
筋肉とマインドの支配から
身体を解放していくアプローチ。
まさに飼い慣らされた身体を、
解放していく体験。

感覚と動きを伝える中でポンポンと
本質的なことが伝えられていきます。

安定さは不安定な状態から生まれる。
前に進むためには後ろに引く力が必要。
骨から動くことで、筋肉と関節が
解放されてスペースが生まれ、
柔軟性と自由が生まれるー

そのプロセスは私たちが思い込んで
いる『在り方の正しさ』からの
解放でもあったと思う。

『リワイルディング』は
私たちが自然界の一部であることを
思い出すプロセスでもあると思う。

私たちの身体のコアの繋がりを
取り戻すことは、私たちが棲む環境、
自然界との繋がりを取り戻すこと。
その感性を高める入口。

たった数時間のこのワークを通して
観念だった『リワイルディング』が
体感に変わり、そしてこの場に集った
人たちとの繋がりもスッと繋がった。

このボディ・ワークと瞑想、
ジャーナリングを繰り返しつつ、
フィンドホーンの体験週間の
エッセンスも取り入れた三日間。

彼女がお土産に持ってきてくださった
『フィンドホーン・スピリット』の
オラクルカードも素敵な立役者と
なりました。

コミュニティメンバーのお一人
スワンさんが、インスピレーションを
得てつくられたもの。

一枚一枚に彼女が指を使い描いた
絵に言葉とキーメッセージが
書かれています。

今回はこのカードが私たちの三日間の
旅の道標となりました。
そして、最後
一人一人の次のステップを共に歩む
エンジェルを迎えました。

フィンドホーン財団が終焉を迎え
コミュニティが、改めてそのレガシーを
受け継ぐ最中にある今、
この二つのカードのコラボが一つの
象徴的なカタチとして現れた気がします。

新しきものを創造するときに
古きものを重しにしていくこと
これもまた、リワイルディングの
一つの試みと言えるのかもしれません。

今回の北軽井沢ではリワイルディングの
内的な旅をしていきましたが、
その気づきを実際に行動で起こしていく
のが大切な次のステップ。

私は、今自分が表現している
あらゆる場にこの『リワイルディング』
という視点を織り込んで行きたいと
思います。

広大な世界が目の前に広がってゆきます。
惜しみなく自分の体験をシェアしてくれた
プパックさんに感謝✨✨です。

Thank you, Pupak Haghighi for your
generosity and "Will to be seen!"

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