枯れた根っこの下にあるものは
昨日は神楽坂にある私のセッションルームで
ヘミシンクの年間コースの日。
ヘミシンクは音響機器を使い
左右から微差のある周波数を
ヘッドホンを通じて聞くことで
脳波を瞑想状態に誘うワーク。
微細なエネルギー領域を層として
非常にシステマチックに設定していて
それぞれの層の持つ意味を学びながら
旅をし、自分自身を知るツール。
毎回、深いリラクゼーションに
浸ることができ、深層の無意識との
コミュケーションができる場だと
わたしは体感しています。
昨日は、わたし自身、このところの
無常感もあったり、また他の方々も
様々にお疲れもあるということで、
最初のセッションは
ひたすらリラックスを目的に。
探索、という気合ではなく
流れに委ねたセッションはとても
心地よくふわーと、
身体が緩んでいくようでした。
すると、目の前に枯れた竹林が現れ
それがごっそり根こそぎ倒れる
ビジョンが見えてきました。
竹は根っこが繋がっているので
一気に大きな塊がバサッと倒れると
そこには大きな楕円の穴が空きました。
よく見ると、その中は
黒くてふかふかの肥沃な土があり
いい香りがしてきました。
竹林が倒されたショックと同時に
その土の豊かさにワクワクしてきます。
そして、そこに
ラグビーボールのような大きな種が
一つ置かれるとみるみる芽を出し
そして、どんどん幹がふくらみ
枝も伸びて、葉が茂り
瞬く間に、どっしりとした大木に
なりました。
そこに、何人かの人がやってきて
またれながら、その木陰で休んでいます。
フィンドホーンの
『平和』のエンジェルの絵の如く
穏やかなエネルギーを感じて
そこでこのビジョンの展開が
落ち着きました。
これは2回のセッションにわたって
潜在意識からわたしに伝えてきたメッセージ。
今のわたしにとって、
とても意味深長なメッセージ。
枯れた竹林
その下の、ふかふかの肥沃な土
そこに置かれた大きな一つの種と
大木に成長した樹。
そして、木陰で寛ぐ人々。
変容のプロセスは
動いているみたいです。
これまで地球のあちこちで
出会ってきた樹たちのイメージと共に対話を重ねていきます。
この記事を読んだ友人が非常に興味深い
TEDトークをシェアしてくれました。
『森で交わされる木々の会話』
森の地下の世界の情報交換。
表層世界は色々あれど、地下の世界は表層界の現象・体験を
しっかり吸収し、情報交換と処理をしながら
新たな芽を再び表層界に生み出している。
人間の意識の世界もまた、同様かもしれない。
全ての体験と現象は私たちの深層意識の肥やしとなり、
新たな世界への種となる。その命の衝動が世界を
作り出していくのかもしれないー。