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台湾🇹🇼旅遊2024~番外編〜自然界と共に生きる人々の声との出会い。

台湾の余韻が帰国しても鳴り止まない。

新竹にてお会いした、アートディレクターの李さんから
いただいたCDが素晴らしくて毎日繰り返し聴いてる。

台湾の先住民のブヌン族の合唱と
アメリカ人のジャズミュージシャンDavid Darlingの、
チェロとのコラボレーション

『Mundanin Kata』

原初的な声の世界と洗練された西洋音楽の神的な出逢いで
重厚で深いマージナルな世界を生み出してる。

ブヌン族は合唱が一つのコミュケーション。
アルバムには様々な場面での合唱や掛け合いが紹介され、
そこにチェロが、時にジャズのリズムで洗練された軽やかさで、
そして、時に深く重く関わっていく。

素朴な彼らの声に、温かくて寛容なチェロの音色が重なり、包み、
深い安堵感を与えてくれる。

八部合唱はとても繊細な音を丁寧に重ねながら最後には遥かなる
広大な世界が広がっていく。

彼らはこの合唱を粟の種蒔きをして発芽する期間に歌うという。  
何らかの方法で選ばれた男性が6〜8名で円陣になり
ゆっくり回りながら音を重ねていくのだそうだ。

自然界の原理との共鳴を身体で知る人たち。

種の気持ちになれば、なんとも気持ちいい音のシャワーを浴び、
高揚していそうだ。

民族音楽の多くは倍音や音を重ねていく宇宙的な音楽の世界。
何か普遍的な営みが絶え間なく継がれている。
私はやはりこの地球と宇宙とが繋がる音の世界がたまらなく好きだ。

ご興味ありの方は
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Mudanin Kata / ムダニン・カタ
https://shop.ameto.biz/?pid=23471366

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