「楽観的であれ。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、今現在の『ここ』だけを見るのだ」
勇気がある人は楽観的な人
勇気がある人は皆、悲観的ではなく楽観的です。
悲観的な人は「過去」の失敗をうじうじと考え、「未来」を心配し続けます。
しかし、勇気がある楽観的な人は「今現在」に集中します。
過ぎてしまった過去をくよくよと考えるのをやめ、「未来」を不安視することなく、「今現在」できることに集中するのです。
楽観的と楽天的は違う
楽天的=何の根拠もなく、準備もせずに能天気に対応する人
楽観的=悲観的に検証し、悲観的に準備をし、その上で肯定的に行動する人
楽天的な人は、行き当たりばったりで行動します。
楽観的な人は、準備万端でこれなら大丈夫と思って行動します。
楽観的とはプランも適当で、リスクマネジメントもできていない、のではないのです。
自分は楽観的、悲観的、楽天的?
この3つから選ぶと、自分は「楽観的」だと思います。
何事に取り組む時も、常に勝算はあるのか?準備は十分にできたか?と分析して、「やれることはやったんだから、きっと大丈夫だよ」と肯定的に行動しますね。
悲観的ということは、自己肯定感が低く、自分に自信が無い状態の人が陥りやすいと思います。
楽天的ということは、エビデンスも持たずに、課題に向き合うと言うとてもリスキーでバカげた行動だと思います。
哲学者アランの定義
「悲観主義者は気分の物であり、楽観主義者は意志のものである」と。
つまり、楽観主義は単なる持って生まれた性格なのではなく、意識的な努力に基づく意志である、と言ったのです。
楽観主義である、という意思を持つことで、私たちは自分自身を勇気づけることができるのです。
私は自分のことを楽観主義だと思っている(十分な準備ができているかは疑問が残るが…)ので、自分自身を勇気づけることができるということです。