Barista Life in Vancouver
Vancouverでバリスタとして働き出して一ヶ月が経ちました。
この一ヶ月思い出すと、色々なことがあって
あっという間だったような長かったような、不思議な感覚です。
一ヶ月経って生活も、仕事もリズムが取れてきた感じがします。
職場にいる仲間もとてもいい人たちで、仕事も毎日楽しくて、この職場で働けて感謝感謝です。
私の働くカフェのオーナーさんはカナダ人、マネージャーはチェコ人、従業員は韓国人1人、カナダ人1人、日本人は私を含め3人というインターナショナルな感じです。(先日まではリトアニア人の子が1人いて、その子がやめた後にイギリス人の子が先週入ってきました)もちろん私たち日本人は職場では英語で話します。
最初の一週間は覚えることがたくさん!自分が想像していたよりも覚えることがたくさんありました。私はFood→Drink→Tillという順番でトレーニングを受けました。その合間で1日にやらなければならないことを一通り教えてもらいました。初日2日はFood中心のトレーニング。日本のコーヒーチェーンで働いていた私ですが、それに比べ、フードの種類が多い!名前を覚えるのも大変でしたが、それぞれお客様に提供する準備が違う為、それを全て覚えるには家に帰ってからも復習が必要でした。
頑張って覚えた甲斐もあり、マネージャーが2日目にはドリンクのトレーニングを始めさせてくれました。隔離中、オーナーから送られてきたレシピとYoutubeのラテアートtutorialを見て勉強していたので、このドリンクトレーニングは待ちに待っていました!という感じでした。今まで使ってきたコーヒーマシンと勝手が違ったので、最初は戸惑いましたが、今はやっとなれました:)(細かく何が違うか説明しようと思いましたが、それは今度にしようと思います。)日本でラテアートはやってきてなかったので、ただいま特訓中です。
そしてそして、私が一番緊張したのはTill。レジのトレーニングです。Tillはお客さんのオーダーを正確に聞き取りそれをフードやドリンクを作る人に正確に伝えないとい重要な立場だから緊張が最大限でした。ハワイのホテルで働いていた時に英語での接客は経験しましたが、その時はカウンターで、お客さんと時間をとって会話ができました。しかしカフェの場合は、混んできたら一人のお客さんだけに時間を取ることもできないですし、自分のとったオーダーをしっかりと他の担当の仲間に素早く、なおかつ正確に伝えないといけない為、プレッシャーがあります。そのせいか、初日はマネージャーに”私にまで緊張が伝わってきちゃうからもっとリラックスして。”と言われました。
またお金が関わって来るからなおさら緊張します。特に私に混乱を招いたのは日本とは違うコインのシステム。それぞれのコインに呼び名もあり、、、
5セント=nickel
10セント=dime
25セント=quater
1ドル=loonie
2ドル=toonie
といった感じです。40セントのお釣りを返そうと思ったら日本だったら10円玉4枚返せばいいだけなのに、25セントコインがある為、quater+dime+nickleとなるわけです。それが算数苦手な私にとってはconfusing!!笑
そんなこんなで、まだまだ、働きながら学んでいるところですが、二週間〜一ヶ月はかかると言われていたトレーニングを8日ほどで終え、それからTipをシェアしてもらえるようになりました!このTipが日本にはないいいところだなーと思います!毎日働くモチベーションが上がるもののうちの一つだと思います:)
この一ヶ月で感じたことはたくさんありますが、一番は働くには学ぼうとする意欲がとても大切だということです。私の後に入ってきた子は、高校を卒業したてのチェコからきた子でしたが、英語での説明を理解するのに苦戦していた上に、仕事をあまり覚えてこなかった為、5日ほどでクビになってしまいました。私は言語の壁があったからそういう結果になってしまったのもしょうがないのかもと思っていましたが、韓国人の同僚は”言語は問題じゃない。私も働き出した時彼女くらいの英語スキルだった。問題は仕事に対する意欲だよ。”と言っていて、確かにそうだなと思いました。言語を伝えよう、理解しよう、とするにも意欲が必要だと思いますし、仕事も早く覚える為にはそれなりの行動と意欲的な態度が大切だと思います。私も初心、向上心を忘れずに意欲的にこれからも頑張っていきます:)
ハワイから日本に帰り、子供に英語を教えながらカフェで働いて、どの仕事も楽しいものでしたが、どこかで自信を持てないでいた私。ハワイの大学に行かせてもらったのに、私はこのままでいいのかな?なんてことをよく考えていたのですが、今になってやっと少しずつ自分に自信が持ててきた感じがします。小さなことでも、達成する感覚を味合うと自信が生まれてきて、さらに頑張ろう!って思えるんだなって、実感しているところです。
自分の人生、他の誰のものでもない自分のもの。
自分が幸せだと感じる瞬間を増やしていきたいです:)
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