Working Holiday in Vancouver!
コロナの影響で、入国に制限がかかり、3月から先延ばしになっていたカナダでのワーホリ。
遂に3週間前にカナダに入国することができました!
ここまでくるのに、準備に追われたり、先のことを考えて不安になったりで、中々心が落ちつがず、snsやnoteから離れていたわけですが、2週間の隔離生活を経て、仕事も始まって1週間。新しい生活リズムにも慣れてきたところでまたnoteを始めたいと思います:)
気の向くままに、カナダでの生活のことなど書いていけたらいいな。と思っています。そんな今日は入国制限がかかってから入国するまでについて記します!
・コロナによる入国制限
2020年3月始めに、遂にカナダにワーホリに行くぞ!と最終準備をし、カナダに行く直前にアメリカの住むboyfriendを訪ねていた私。そんな私に待っていたのは、“カナダ入国制限”というニュース。ワーホリビザは通常、仕事が決まってない状態で入国する物ですが、この制限によって、仕事が既に決まっていてJob Offer Letter(簡易的な内定書のような物)を保持する人しか入国できないという条件が課されました。
私のワーホリのビザの入国期限は5月の末。このままでは入国できない!と焦りましたが、ありがたいことに期限を90日間伸ばすことができました。この手続きはIRCC( Immigration, Refugees, and Citizenship Canada) のwebsiteのwebformから簡単にできました。必要事項(名前、application numberなど)を記入してコロナによって入国することが困難な為、期限を延長してほしい旨をメッセージ欄に書いて送った数日後にIRCCからメールで延長許可証が送られてきました。コロナがここまで世界で猛威を振るうとは予想できず、とりあえず様子を見ながら仕事を探しつつ2ヶ月アメリカに滞在していたわけですが、仕事も中々見つからず、入国制限も解除されることはなく、一時日本に帰国しました。
・入国するための仕事探し
仕事探しはなかなか大変なものでした。コロナによって職を失った人も多い中、国外から仕事を探すのは簡単ではありません。resume(履歴書)を何通送ったことか、、目に留まって欲しいと、それぞれの会社に“何故自分がこのpositionに適しているのか”“何故そこで働きたいのか”を書いたcover letterを添えて送り続けましたが、返事があったりなかったり。あったとしても、まだ日本にいて入国する為に仕事を探していると伝えると、「すぐ働ける人を探しているんだ。ごけんなさい。」「こっちに到着してから連絡ください」なんていわれるばかりで、なかなか決まりませんでした。”もうカナダ行きは諦めて、日本でしっかり職探しした方がいいかな?“と思いかけた時、一度は断られたバンクーバーのカフェのオーナーさんから「カナダには入国できた?」とメールが。まだ仕事が見つからず、入国出来ていないことを伝えると、一回オンラインでinterview(面接)をしたいと言ってくれました。interviewはラフな感じで、20分くらいでした。resumeに書いてあることについて詳しく聞かれたり、そのカフェはどんな事をして、どんな人を探している等と説明を受けました。
そのinterviewの次の日にそのカフェからJob Offer Letterを頂きました。そこからはもう大忙し。なるべく早くきてほしいということだったので、10日後くらいの航空券を予約して、住む家を探したり、保険など、入国する為に必要な条件を何度も何度IRCCのwebsiteで確認しながら渡航の準備を急ピッチでしました!
・カナダ入国
きちんと入国できるのか、まず、飛行機に乗れるのか、正直とっても不安でした。飛行機のチェックイン時には、パスポートと一緒にワーホリの許可証、POEレター、期限の延長許可証、Job Offer Letterを提示しました。そしてチケットと一緒に受け取ったのは入国までにオンラインで申請しなければならないBritish Columbia州のQuarantine Plan(隔離計画)のページに飛ぶものでした。私は飛行機に乗る前に入力して送信しました。
飛行機の中は前も後ろも横も間隔を空けて、座席は1/3〜1/4位しか埋まっていなかったと思います。機内でも、入国に必要なコロナに関連する書類が配られました。渡航理由や滞在先、14日間の隔離する場所に65歳以上の方や健康に問題がある人はいないかなどの質問がありました。ここまで何重にも隔離計画について聞かれるので、“入国審査も色々チェックされて大変なんだろうな、、”とすごくドキドキして到着した入国審査。まずはキオスクでパスポートをスキャンし、指紋を登録。そこでいくつかの質問に答えて、端末から出てきた紙を持って入国審査官の元へ。パスポートと書類(POEレター、延長許可証、Job Offer Letter、機内で書いた隔離計画書、キオスクから出てきた紙)をofficerにわたして聞かれたのは、カナダにきた理由、14日間隔離する場所について、だけでした。そして隔離の注意点が書かれた紙をわたされ、Immigrationのカウンターに行くように案内されました。
あれ?熱も測ってないし、PCR検査もない?
記入した隔離計画書も手元に戻ってきていて、“あれ?いいのかな?”と疑問に思いながらも、とりあえず移民局のカウンターに向かいました。そこでもパスポートと書類を提示しました。私の場合、元のワーホリの許可証が5月末に切れていた為、「why didn’t you come to Canada last year?(何故去年のうちにカナダに来なかったのか)」聞かれましたが、「I was trying to save some money to come here.(こっちにくる為に日本でお金を貯めていた)」と答えたら席に座って待つよう案内されました。
Work Permitが発行されるのを待っていた間、隣のカウンターでは、永住権を得てカナダに初めて入国しようとしているらしき家族が手続きをしていたようで、その手続きが終わった時、officerが笑顔で「Congratulations! Welcome to Canada!」と言って暖かく向かい入れていたのがとても印象的でした。
そんな風に暖かい空気が流れる中、私のWork Permitも問題なく発行され、無事に入国の手続きが完了しました!
それでも少し疑問に思ったこと。それは飛行機で書いた隔離計画書がまだ手元にあったことです。このまま持っていっていいわけはないんだけど、、と思いながら、スーツケースを受け取って最後のゲートを出る直前に立っていたofficerに、これは私が持っていっていい物なのか尋ねると、「一応預かっておくわ。」といった軽い感じで受け取ってくれました。多分、この紙はキオスクの手続きの後に通った入国審査官の所で提出していなければいけなかったんだと思います。
5月に日本に一時帰国した時は、日本の空港で全員が強制的にPCR検査を受け、空港を出るのに公共交通機関は使えない等とすごく制限があったのに比べて、カナダの入国は、検査もなければ、隔離計画書もちゃんと管理されているのか?と緩い印象を受けました。それでも、14日間の自宅隔離を守らなかったことがバレると高い罰金が課せられるという事だったのと、もしも私が菌を持っていて人に移してしまったりしたらというリスクも考えて、7/29日にカナダについてから14日間、部屋からトイレ/シャワー以外は一歩も外に出ず、自粛生活を送りました。
私はラッキーな事にシェアハウスの大家さんが空港まで迎えにきてくれた上に、自宅隔離中の食べ物を用意して下さったので、問題なく14日間を過ごすことができました!でも、14日間も部屋に篭って外の空気も吸えないと、人間気が狂いそうになりますね。。。
そんなこんなで、先週隔離生活も終えて仕事もスタートしています。来て早々、いろいろな人の暖かさを感じて、感謝感謝の毎日です。バンクーバーは今日も夏らしい爽やかな青空が広がっています!バンクーバーの短い夏を楽しみながら今日もこれからお仕事に向かいます:) 皆様も良い1日を!Have a wonderful day, and PEACE :)
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