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【食材研究】かぶ
最近はまっている野菜。それは、題名の通り「かぶ」です。
皮付きのまま、オリーブオイルをひいて焼いて、
最後にお好みで塩胡椒するだけで、とっても美味しいんです。
ジューシーで甘味があって、たまらない!
掲載している写真は、マルトーというフランスの伝統野菜のかぶをその方法で調理しましたときのものです。
普通のかぶより更に甘味があって、最高に美味しかったです。
葉との境目がちょっと紫がかっているのが個性的で見た目も可愛いですね。伝統野菜にも興味があるので、今後触れていけたらと思います。
では、みなさん知っていることもあるかもしれませんが、
かぶについて調べたことをまとめてみました!
<栄養素と効能>
・お腹を温めて消化不良や便秘に効果あり。
・上がった気を下す作用があるので、のぼせ、吹き出物に効果的。気持ちを落ち着かせる。
・咳や痰を止め、口の渇きを癒す。
・根:ビタミンC、カリウム、食物繊維、アミラーゼ(消化を促進して、胸焼けや胃もたれを予防)
葉:β-カロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄、食物繊維
→生活習慣病、骨粗しょう症、がん、貧血、老化の防止に効果的。
<調理方法>
・収穫時期は春と冬であるが、冬は特に甘味が強いので、煮込み料理に向いている。
・根に含まれるアミラーゼは、熱に弱いためサラダや浅漬けなど、生で食べると効果を発揮する。
<豆知識>
・春の七草のひとつ「すずな」として知られるほど、昔から馴染みがある。
・現在、多く流通しているのは「小かぶ」。東京都金町付近が原産。
かぶは、私の中で冬の食べ物のイメージでしたが、
春の七草に数えられるくらい、春の食べ物としても人気な存在なのだなと
今回気づいたので、来年の春、味わってかぶを食べてみたいと思います。
どんな違いがあるかな~。今から楽しみです!
冒頭に書いたように、私の好きなかぶの食べ方は
シンプルに焼く方法ですが、栄養の観点からみると
お腹の調子を整えたいときは、生で食べるとよいということが
今回わかりましたね。
体調に合わせて調理法も工夫して、食べることを楽しみながら、
体調を崩しやすい冬を乗り越えましょう~!