お嫁駄菓子屋
お嫁は内弁慶的な要素を持った娘っこだったようで、家族の前ではワイルド、けれども一歩外に出ると口数の少ないおとなしい子だったようです。
小学生の頃、「前に倣え」の時は、前に倣ったことがなく、いつも先頭で腰に手を当てるポーズをしていたそうな。小柄なおとなしい猫をかぶったちんぱだったそうです。
そんなお嫁が駄菓子屋で菓子を買い、家に帰って菓子を開くと、あたりがでたそうです。喜び勇んで、
てってってててってー!
っと駄菓子屋に駆けてゆき、ガムのあたりを店主に見せると、
こっすいこどもやなぁ、そんなんうちのあたり券ちゃうやろ、そんなん替えられへんぞ、なんでその場で見せへんねん!
と、交換してもらえなかったそうです。お嫁は何もいえず、その場に立ち尽くしたそうな。。。
かわいそすぎる!!!
なんとかしてあげたいっ!
子供って権利ないのよ、弱いのよ、正しくてもなんか大人に捻じ曲げられちゃうときってあるのよ。駄菓子屋ではいろんな店主がおります。僕はよくおばあさんの駄菓子屋店主に怒鳴られておりました。いろんなお菓子を前に選ぶことができなかったのです。
あぁぁ!!もう!!!男のコやったらはよ決めんしゃい!!ほんっとに!!!だらだらだらだらしてからくさ!いらいらするばいあんたば見とると!!
ひどいっ!!!!!!子供だからってひどいでござる!
お金足りない時は鬼の形相になるくせに、自分が釣り銭間違う時は、あらごめんね、みたいに軽かったりさ、なんかとにかく不条理!!もう大人の社会そのもの!! 駄菓子屋ってだたの縮小系だったのかっ!!!んもぅっ!いまごろ気づいたっ!!んもぅ!
ということで、とつぜんのご紹介。
今は感染症対策ってことで、僕自身が自粛していて茶道には行っておらんのですが、昨年まで茶道に通っておりました。裏千家の先生で、気さくで優しい方なんです。品があってね、ほんとに。でもね、ピリッとする瞬間もちゃんとあるんです。やっぱり、師弟関係なので。
僕の祖父も、どこかぴりっとしたところがあって、逆鱗がどこなのかよくわからない人でしたね。あんこ家の一族は逆鱗の位置がちょっとよくわからない家系でした。(補足 逆鱗とは龍の喉のあたりにあるらしい鱗のこと、そこに触れると龍が怒って頭皮に硫酸が降り注ぐ。あと給与の入金が滞る。)
髪の毛切りたくないのにやたら床屋行かせたがる祖父。反対するとなぜだかブチ切れる祖父。まだシラミが小学生の頭に巣食っていると思っていたのかもしれません、あの熱意はそれ以外考えられません。
他の人の記憶は、自分の記憶を引っ張ってきてくれますね、ひも飴みたいに(うまいこと言った)。
言葉の箱庭さん、詩でのご参加。
ヘッダーのこの飴、なんか見覚えある!!なんか知ってる!!小学校低学年のときに数回だけ買ったことがあるような気がする!それぐらいなんか淡い記憶!!
木梨憲武さんがね、マシュマロを投げて食べたりしていたので、チョコボールとかで練習したのよね。で、大人たちに見られると怒られるから、押入れとかで練習してたのよ。あるとき、小さい飴でやったら成功したから、おじいちゃんがよく食べてたカンロ飴でも挑戦したのよ。
カンロ飴を高く放り投げて、口を大きく開いてね。
前歯に当たって割れたわよ。歯が。
飴を投げて歯に当たると歯は割れます。
CMとかで、エナメル質は人体で一番硬いって言ってたのに、カンロ飴より弱いじゃんってとっても悲しくなったわよ。
↑こちらは小説でございます。
あえて説明文は一切いれませんぞ。
駄菓子屋のワニ??
気になります!
子供心を忘れない大人っていいよなって、思います。めちゃんこに思います!
♯あのころ駄菓子屋で
4月で終わりですっ!
よろしければどうぞ。
思ってもみない思い出の小さな箱が開くみたいですよ。
もしサポートして頂けた暁には、 幸せな酒を買ってあなたの幸せを願って幸せに酒を飲みます。