アルパカで地球3周

人って一日に七万回くらいなんらかの選択をしているって本で読んだようなそんなような気がする。あくまで気がするだけだから、これをそのまま明日の朝礼とかでネタとして使っちゃうと、大やけどしちゃうかもしれないから、もし気になる方はちゃんと調べてくださいね。

そう、脳内で、気づかないうちに僕たちはいろんなことを考えて無意識に決定して、って事を毎日している。そういうわけなんですね。

無意識といえば、僕は運転をしながら無意識に独り言を言ったりしてる。けっこう独り言が好き。生姜焼きぐらい好き。生姜焼きがどれぐらい好きなのかというと、定食屋で生姜焼きのメニューがあれば、三回に一回は生姜焼きを注文する。それぐらい好きなのだ。

でも、もしかしたら、独り言はただ癖づいてしまっているだけで、本当は好きじゃないのかもしれない。あ、生姜焼きは好き。でも独り言はただの癖なのかもしれない。真偽は知らないわからない。

僕は比較的運転をよくする職種についているので、一般的な日本人や蛸やむささびよりもよく運転をしている。三年で地球三周くらいしている。一年で一周。そして、運転中によく独り言を言ったり、何か考えて悩んだりしている。

ってことは！！

地球3周分、そういう独り言とか悩み事ことに時間を使っているということになる。でも、だいたい僕の独り言って、なんか愚痴のようなレベルのものだったりするので、

それって、

つまり、

「無駄」

めちゃめちゃ無駄！

糞無駄！

大いなる無駄！

無価値！

運動場一周分くらいならまだ許せる。でも、地球3周分はちょっと長すぎると思う。いや長すぎる。「そりゃちょっと」とかっていうレベルじゃない。我ながらやばいと思う。けれどもおそろしいことに、これが現実だという恐ろしい現実だという現実だという現実。

僕の時間が、貴重な時間が、地球3周する間、

フラミンゴが夕日をバックに一斉に飛び立つシーンに出会えたかもしれない。シロナガスクジラが海面にダイブするのを、朝、コーヒーを飲みながら目撃したかもしれない。ひぐらしが鳴いて風鈴が鳴る夕方の縁側で、サッポロビールを飲めたかもしれない。アイルランドで立ち寄ったウィスキー醸造所の人と意気投合して、その人の自宅で料理を振る舞われ、醸造所の人しか飲めない秘蔵のウィスキーを飲めたりするのかもしれない。それぐらいの可能性を秘めた時間を、僕は愚痴や悩み事に使っている。ナンタルセンチメンタル！

悩みや愚痴の渦中にいる時、それが自分にとって重要なのかどうかって、わからないことのほうが多い。重要だと思うから悩んでいるはずなんだけど、あとになって、あぁ、なんだあの時のあの悩みってこんなちっぽけなものだったのかって思うことの方が多い。

だからこそ、ここに宣言する。自分に宣言する富士浅間神社。
愚痴ってやっぱり無価値！笑　いや、笑っちゃってるけど！笑　いや笑っちゃうくらい無価値だ笑！

っていうことを最近思うようになり、その愚痴の時間をアウトプットの時間に変換するようになっております。ででん。

どんなアウトプットなのかというと、 standFMでございます。素人たちがラジオ配信をするというあれでございます。あれを一人でだらだらだらだらと夏の水飲み場の蛇口締め忘れましたでごじゃる、みたいな感じでだらだらと垂れ流して、知人たちのLINEに送りつけておるわけです。

送りつけられた方はたまったもんじゃないと思うんだけど、送ったほうはたまったもんじゃあるのであるでおじゃる。たまったもんじゃあるでおじゃるんだけど、送りつけられた被害者の方々にはごめんなさい。きちんと明日からも送りつけ続けます。

この、愚痴の時間を楽しいことを喋るに変換することのおすすめなところは、自分が喋っていて楽しいことを喋っているので、地球何周しようが価値がありまくる！価値しかない！気分が良くなることをしているので、縁側のビールにひぐらしに匹敵する情緒なのである！生きている限り、楽しいことも悲しいこともあるのだけれど、愚痴を言って時間を潰すのか、「誰かに聞かれる話」という意識を持ってなにか考えていることやこれからやりたい事を話すのか、これはもう、泥と雲の差！

でもこれは、悩みのもっとも深い部分にいる人たちについては、ちゃんと悩むっていうことは必要なことだと思うので、無理にこんなわけわかんないことしなくてもいいとは思うのだけど、でも！でもね！話すって気持ちの良いことなんですよ。

多分。話すことは放すことだし、離すことだし、波成すことだと思うので、ちょいと信頼できる友人とかに聞いてもらうつもりで、公開しない前提で話してみるっていうのも、僕はけっこうおすすめしちゃうのであります。

特にｎｏｔｅの世界の人々は、日々言葉で遊んでいる人たちなので、話すことが苦手だったとしても、言葉を生み出すっていうことは好きな方々なんだと思うの。あたいそう思うの。ぜひこっそりとやってみてほしいなぁと思いますうわの空。

なのでいづれｎｏｔｅも、文字じゃなくて音声で何か話をすることも出てくるんだろうなぁ、と思っています。「あらしのよるに」を朗読したいんだけど、朗読とかするのって権利とかどうなるんだろ、やっぱりだめなのかな？いいのかな？どうなのかな。だれか詳しい人教えて干しいも！

以上、干し芋ｎｏｔｅでした！