カラダのメッセージを聴く【恐れ】
クライアント:女性
主訴:頭痛・首肩こり・鼠径部
JOB:デスクワーク
集中してカラダの声を聴く。
肩が拳上、腰が反り腰、力んでチカラが抜けない肩関節。
真面目・緊張型・気を張っている。
腎・膀胱経の硬さが際立っている。
恐れ?何かにビクビクしている?
そんなカラダの声を集めて、クライアントに話してみる。
僕「腎・膀胱経のラインが硬いですね」「何か恐れとか、ビクビクしている事ってありますか?」
クライアント「う~ん、特に無いけど…」
「無いけど、今、子宮筋腫でオペを勧められているんだけど出来れば手術はしたくなくて…」
「早く閉経しないかと思っているんです」
「生理が筋腫の影響で大量出血するので、毎月恐いんです。」
僕「恐れじゃん、それビクビクじゃん」
「なんで筋腫になったんでしょうね、もちろん食事の問題とか色々な方面も考えないとイケないけど…」
「子供関係で何か問題ありましたか?」
クライアント「う~ん、これと言って特に…」
僕「そういえば、趣味がウェイトリフティングっていってましたね!?」
「家とか仕事でも、男性的な生き方してないですか?」
「例えば…義務感、責任感、ワーカホリックとか」
クライアント「そうなんです!!私がやらなきゃって感じだし、家では支配的かも…」
僕「外で仕事して、家でも仕事みたいな感覚、それでウェイトしたらそれ全部男性的な感じですよね?」
「女性があまりにも男性的な生き方をすると、女性性の象徴である臓器にストレスがいく可能性も…」
「早く閉経しないかな~なんて思いっきり女性性の否定してますよ」
「もうちょっと仕事はここまでって線引きするとか、家事は部分的にご主人に頼るとか、運動はせめてリラックス系のヨガとか…何でも自分を追い込むの止めませんか?」
「ずっと戦闘モードみたいな感じですよね」
クライアント「そういえば夜も眠れないことが多々あります」
僕「生き方を変えなきゃいけないタイミングかもね、筋腫はカラダからのメッセージ。」
「精神は無理できるけど、カラダは正直ですよ」
「そもそも、何でそういう考え方とか生き方になったんですかね?親御さん怖かったとか厳しかったとかありますか?」
クライアント「そんなことはなかったですね」
「あっ、でも父が男の子が欲しかったみたいで生まれる前に男の子の名前を既に考えていたんです」
僕「なるほどね~、まるで男の子のように育てられたのか、子供ながらに男の子のようにしっかりしないとイケないという自分の気持ちがあったのかもね」
クライアント「そっかーーーーーーーー~~何か納得」
僕「意外にも大人になっても気付かないで幼少期の問題をずっと引きずってたりするんですよね」
「それに気付いて、自分の中で消化(昇華)して問題解決したら、色んなことも快方へ向かうと思うんですよね」
「ずっとそれで生きてきたからいきなり変えるのは難しいかもしれないけど、旦那さんに頼るとか、協調性とか女性性を意識してみて下さいね!あと無理しないこと、ちゃんとリラックスする時間を作ってくださいね」
とまぁこんな感じの施術でした。
身体の使い方による構造の問題、食の問題、精神の問題…
人の悩みや病気は複雑に原因が絡み合っていると感じます。
何が一番そのかたにとって問題になっているのか?
そんな多方面からの視点で何か力になれたらと思い日々奮闘しています。
因みに、感謝の心が無い人、何でもクレクレ、何でも人任せみたいな方は
カラダのメッセージが解りづらいです(>_<)
※これらを否定している訳では無いですが、
自分自身を成長させる、自分のペースで努力は致しましょう!(^^)!
(私自身も含めてです(>_<))
今回のクライアントさんは、日々家庭のため頑張っていらして(頑張り過ぎだった)
今日は色々気付きがあったようで良かったと言っていただけました。
より良い輝く人生になるようサポート、祈念いたします!(^^)!