新人最終日。尊敬する先輩へ
拝啓
一年間伴走して下さった先輩へ
これを書き起こそうと思ったのは、今日が3月31日だからです。
去年の4月1日から社会人になった私。
明日から新人と言う肩書がなくなる日であり、
今日が先輩との伴走生活が終わる日です。
今日は日曜日で幸いに時間があってよかった。
先輩のおかげで出来たやりたいことをするために休みの日も休みじゃない日々が続く中で、このタイミングでここに記録する時間があったのも、
やはり私は幸運だと思います。
この一年、先輩と二人三脚で過ごさせていただいたおかげで、自分自身信じられないほどに成長できたと思っています。いや、絶対に成長しました。
2000%先輩のおかげです。
本当に本当にありがとうございました。
誠実・丁寧・慎重が似合う先輩と、自分の正義と情熱任せの私とは一見相性が悪そうですが化学反応を起こしましたよね?
実験は大成功。
私たちは患者さんと向き合うなかで言葉に出来ない体験を共有し、圧倒的な対話量と同じ本を何十冊も読むことで得た思考の広がりにより、先輩と私はものすごいスピードで何度でも勇気を出せる二人になれたと思います。
私はここまで信じられる年上の方に出会ったことがありませんでした。
生意気な私のことを、勇敢だと背中を押してくれ
正解を教えるのではなく、共に学び答えを出すまでとことん向き合い信じて待っていて下さった。
先輩が積み重ねて得た確かな知識と技術と貴重な時間を惜しみなく私に注いで下さった。
この恩はこの先、私がどんな成功をしようとも返せるものではないと思います。
私にとって先輩は師匠でありコーチャーであり、今後もどうにかして一緒に働きたい人ナンバーワンです。(そのために社長になります。)
上司ガチャと嘆かれるこの時代で、心の底から尊敬してやまない先輩に出会え、育てていただいた私は世界一幸せな新人です。
「大丈夫だよ」と先輩は言ってくれますが全然大丈夫じゃないです。
きっと山ほどミスをして沢山の方々にご迷惑をおかけすると思います。
それでも、自分の決断に責任を持てる事が嬉しくてワクワクしている自分がいます。
先輩のおかげで毎日勇気を出していたら、0から1の仕事が3つくらい出来ていました(笑)。
もう、すでに自分の未熟さゆえに撃たれまくりですし、週に2回くらいは泣いていますし、今後も上手く行かないことが山ほどあることが優に想像できます。
きっと一年前の私なら耐えられないですし、
まずまずこの環境に到底たどり着いていなかったと思います。
こんなにも恵まれていることって絶対に当り前じゃないですよね。
だから私この幸運を無駄にしません。先輩に与えていただいた強さを糧に勇気を出し続けます。
日本を作る社会の一員として、
批判まがりの意見者じゃなく想いの詰まった改善案を提案し行動できる人に、
後輩達に勇気を与えられる人に、そして一緒に働きたいと思ってもらえる人になれるよう
今後とも日々精進致します。
最後になりますが一年間、ご指導いただき誠にありがとうございました。
また絶対に一緒に働いてくださいね。先輩。
敬具