【沖縄】『加速する戦争準備〜日本は台湾を守るために中国と戦うのか~』
先月1月28日にノーモア沖縄戦命どぅ宝の会主催による、那覇市古島教育福祉会館でフリージャーナリスト 布施祐仁さんを迎えて行われた講演会『加速する戦争準備〜日本は台湾を守るために中国と戦うのか』が現在YouTubeにてアップされています。
日米両政府は「中国から台湾を守る」ためとして沖縄本島を含む南西諸島で戦争準備を進めおり、その不条理な戦争に沖縄だけでなく日本が巻き込まれようとしてます。本来であれば自国を戦場にさせないよう働きかけるはずの日本のリーダーは
、自国が戦場になっても他国を守るという判断を下しています。
布施さんのお話から、政府は「台湾有事は日本有事」であり、戦争抑止のためと軍備増強を正当化していますが、これはむしろ戦争のリスクを高めることであると述べられました。
現在最も重要なこととして「台湾有事」を起こすのではなく、米中関係を安定させることが台湾海峡の緊張を抑止することができます。
つまりは台湾海峡の安定こそが米中関係安定の鍵となります。
対抗ではなく対話と協力のインド太平洋を目指し、「大国間の競争を克服することが目的だ」とするASEAN独自のインド太平洋構想にも触れ、米国もそのASEANを無視できなくなっているとのこと。
かつて米中国交正常化を後押しした日本、米中対立を煽り南西諸島の軍拡を進めるのではなく、両国の仲介役を担うような冷静な判断と行動を求めます。
宮古島市議会議員 下地茜さんのblogから講演会の様子をご覧いただけます。