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アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(第1日目の途中まで)
私がこの8月に青春18きっぷを使って一人鉄道旅に出よう、と思いつき、紙の時刻表を使って計画を立てたお話の続きです。
肝心な青春18きっぷは、計画を立て始めた時に、先に買っておきました。
というより、何処に行くか決める前に、きっぷを買いたくてうずうずしていたのです。
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持ち物は最小限に
この一人貧乏鉄道旅では、出来るだけ身軽に行動できるように、持ち物は必要最小限にしました。
どのくらいの荷物かと言うと・・・
荷物を詰め込むバックパックの容量は32L。
このバックパック1つと、少し大きめのショルダーバック。
これだけで、7泊8日分の荷物を全て収納しました。
バックパックの中身
バックパックの中身には、こんなものを入れました。
着替えのTシャツ4枚と替えのズボン1本、下着、靴下、ハンカチ5日分
入浴用フェイスタオル1枚と歯磨きセット
紙マスク10枚
耳栓 ⇐絶対持って行くべき!ありがたみを実感しました。
防寒用にロングTシャツ1枚
A4B5サイズ※の大判時刻表 ⇐これがこの旅の相棒でした!
(※2022/10/30訂正:A4⇒B5 失礼いたしました。)
一眼レフのカメラ(コンパクトソフトケースに入れたもの) ⇐結構重量ありますね~。疲れてくるとずっしり重さを感じてきます。
旅程表
携帯用充電器(20,000mAh)⇐結構重いですが非常に重要!
充電コード、一眼レフカメラのバッテリー充電器
折り畳み傘
一日目の朝・昼食(おにぎり)
ペットボトルの水500ml
家に置いてあったちょっとしたお菓子類
スーパーで買い物の時に貰ったビニール袋10枚
一眼レフのカメラは、形が単純な直方体ではないので、バックパックに入れると非常にかさばり、無駄なスペースが出来てしまうので煩わしかったです。
ですが、ずっとストラップで首にかけっぱなしで持っていると、肩が凝ってしまうので、使わない時はバックパックに収納できるようにしました。
耳栓なんて・・・。と侮ることなかれ!
列車の中や宿泊先でこれがあるかないかで安眠に大きく影響します。
今回、インターネットカフェで一夜を明かした際は、耳栓様のお蔭で、大いびきをかいていた隣のブースのおやじに悩まされず、しっかり眠れました。
持ち物一覧にすると、あたかも沢山のものを持って行ったように見えますが、これでも相当厳選しました。特に、洋服は日ごとに違うものを着ようとするとかさばってしまうので、薄いTシャツしか持って行きませんでした。
ショルダーバックの中身
ショルダーバックの中身には、以下のものを入れました。
財布
免許証
小銭入れ
エコバッグ
筆記用具
家の鍵
iPhone
以上で全てですが、皆さんはこの荷物の量、少ないと思いますか?それとも多いと思いますか?
1日目の行程
1日目は、自宅のある千葉県から、14本の普通列車・快速列車を乗り継いで、京都府の福知山までの行程でした。
自宅を出たのは早朝4:50。
最寄り駅から5:06の始発電車に乗ります。
しかし、まだここでは青春18きっぷは使えません。
なぜなら・・・
この鉄道、私鉄だからです(涙)
青春18きっぷが使える一番近いJRの駅までは別料金が掛かります。
5:24、青春18きっぷが使えるJR線の駅に到着。
ここでいきなりトラブル発生です!
自動改札機横の駅員さんがいるはずの窓口のカーテンが閉まっている!
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「まじかぁ・・・きっぷ使えないよ~(涙)」
知らない方は、「自動改札機に切符を通せば入れるんじゃない?」
と、思いますよね?
しかし、青春18きっぷは、そうではないのです。
まず、その日最初に乗車する駅で、駅員さんからきっぷに日付スタンプを押してもらわなければならないのですよ。
この記事の前の部分に載せた写真をもう一度よく見てください。
すると、
年 月 日
という数字が空欄の箇所が5つあるのが分かりますよね?
ここに、その日最初に使用する駅で、毎回日付スタンプを押してもらうルールになっています。
ですが、この駅では、本来電車が動いている時間帯にも関わらず、
無情にも窓口の中のカーテンは閉まったまま。人気もありません。
私は、スタンプを押してもらおうと手に持っていた切符をしまい、渋々Apple Watchを自動改札機に当てて改札を通り抜けました。
「ここからは出費をせずに列車に乗りまくるぞ~。」
と意気込んでいた私は、
初っ端から出鼻をくじかれてしまいました。
あまりにも理不尽だったので、私はこのことをTwitterでグジグジと愚痴りました。
すると、程なく心ある親切な方から、
「改札に駅員がいない時は、列車の車内で車掌に話してスタンプを押してもらうか、最初の乗り換え駅で駅員に話をすれば押してくれるよ~。」
とのツイートが!
ありがたや~。
助かった。
「どこのどなたか存じませんが、ご親切にありがとうございます。」
と、人の世の暖かさにジーンとしました。
そこからは、このようなトラブルもなく、順調に列車を乗り継いでいきました。
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旅の途中に何してるの?
家を出てから福知山まで16時間。
こんな長い時間、一体私は何をしているのか?
「ただ座席に座っているだけでも、お尻が痛くなってしまうだろうし、ぼーっと外を眺めていて飽きないの?」
「私だったら、暇すぎて苦痛以外の何物でもない。」
なんて考えている方もいますよね?
ところが、皆さんの想像に反して、これでも私はあれこれやることが色々あって、暇な訳じゃないのです。
私が列車や、乗換駅、そして、乗換ないけど、列車が数分停車してドアが開く途中停車駅でやっていることの主なものはこんな事です。
車窓の風景を楽しんだり、写真や動画を撮る
時刻表を「読んで」、途中列車待ち合わせのために数分間停車する駅を見つける
列車待ち合わせのための停車駅で、自分が乗車できない特急列車などの写真を撮る
車内の人間模様や、車窓から見える街並み、家並み、人々の姿を見て感じたことをメモしたり、その地での生活を想像してみる
乗換駅で十分時間がある場合は、途中下車をして駅周辺を散策し、その地の生活を想像してみる
この外にもまだまだありますが、読者の方が眠くなってしまうのでこの辺にしておきます。
(次回の頭出し)宿は到着直前に予約
上に書いたこととは別に、どうしてもやらねばならない大切なことを書いていませんでした。それは、その日宿泊する寝床を確保することです。
これが非常に難しいのです。
私はこの旅の中で、宿泊先確保でかなり綱渡り的な状況を味わいましたので、そのお話はまた次回に・・・。
長文にも関わらず、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。